深く潜る時間

前から行ってみたかった場所についに行けました!

 

その場所とは、ブックディレクターの幅允孝さんの私設図書館「鈍考」。

京都のはずれ、鈍行電車に乗り、とことこ歩いて行った場所にあります。

設計は堀部安嗣さん。堀部さんらしく静かなたたずまい。

 

以前あるイベントで幅さんをお見掛けし、その深い思考とは対照的な面白いお人柄がとても気になっていました。

幅さんがこの図書館を作った目的は、テクノロジーが進化し、時間の奪い合いの昨今に対して

時間の流れの遅い場所をつくる、という事。

90分というフレーミングされた時間の中で、本の世界に深く潜っていき、思考を深める時間が今こそ

必要なのではないか、という思いがあったそうです。

幅さんの3000冊の蔵書が並びます。文学・科学・絵本・美術書・漫画などジャンルはさまざま。

丁寧にネルドリップされたコーヒーをお供に、静かな時間の中で本の世界に

浸る事ができました。

 

本と空間を通して、自分と向き合う有意義な時間になりました。

 

 

 

とみんぐ
  • とみんぐ

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