美術鑑賞

美術展に行くのが好きです。

アートは、ときに自分が普段何気なく見ているものの見方を
がらっと変えてくれる気がします。

今回はこちらへ。

「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」@麻布台ヒルズ

特に面白かったのが、「瞬間の家」(2010)というインスタレーション。

天井高5m、全長20mを超える暗闇の空間にストロボの光が瞬間的に照らされ、
その瞬間瞬間に水の動きが彫刻のように浮かび上がります。

水という流動的な物質を、光の当たる一瞬にかたちとして閉じ込めていて、
その形は二度と同じものは生まれません。
一瞬と永遠・流動と静止、といった相反する2つのものが
この作品に内在しているようで面白かったです。

この麻布台ヒルズ、ヘザウィック・スタジオ設計のぐにゃりと屋根が曲がった
デザインも大胆で新鮮でした。

とみんぐ
  • とみんぐ

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