建築と温泉

先日、城崎温泉で行われたイベント「建築と温泉」に行ってきました。

 

志賀直哉の著書「城の崎にて」を代表に、数々の文豪に愛されてきた城崎温泉は

開湯1300年の歴史を持つ兵庫県屈指の温泉街。

 

最近、その城崎温泉にある旅館の経営者さんと建築家がタッグを組んでリノベーションした

個性的な宿が増えており、今回はその建築家の方々にご自身で設計した宿を直接解説していただける

という、建築好き・温泉好きにはたまらない豪華な企画!

 

私は今回初めて城崎を訪れました。

今回公開されたのは8つの宿で、時間の関係で私は4つの宿しか回れませんでしたが、

旅館の若旦那さんや建築家さんから、宿に対する思いや設計の意図などを直接じっくりと

お聞きする事ができました。

 

感じたことは、

 

若旦那のみなさんがとても仲が良く、城崎温泉全体がひとつの温泉宿と言えるような連帯感が

あること。

またそれぞれに城崎温泉の魅力を感じ、伝統を受け継ぎつつも新しい時代へとつないでいること。

建築家のみなさんもそんなオーナーさんの想いを大切にしながら、それをそれぞれのデザインに昇華させて

いること。

それぞれのデザインもさることながら、皆さんの想いに感動してしまいました。

 

そして、今更ながらですが、今回改めて感動したのは

浴衣がとっても温泉巡りに適していること!

(着やすく、風が抜け、汗をすっと取ってくれる本当にいいデザインです。)

温泉街に浴衣姿のお客さんが下駄をカラカラ鳴らして行き交う風景がとっても良かったこと!

(行き交う人も下駄の音もまちづくりのデザインの一部になっています。)

 

 

次回は蟹の美味しい季節に行ってみたいと思います。

 

 

 

 

とみんぐ
  • とみんぐ

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