ひとり遠足

ある週末、終了間近の展覧会をハシゴしに。

 

まずは、京都文化博物館で開催の

「建築家のしごと展 その手法と哲学」

建築家それぞれに異なる設計アプローチや使われる素材の考察、

手描きの図面などの展示が面白かったです。

そして、京都からの大阪。閉館時間ぎりぎりで中之島美術館へ。

 

「Parallel Lives平行人生 — 新宮 晋+レンゾ・ピアノ展」

 

昔からとても好きな彫刻家、新宮晋さんと建築家レンゾ・ピアノのそれぞれの

人生と作品の展示でした。

風や水の力で動く彫刻を数多く制作する新宮晋さんの作品は、その場の空気の流れの力を借りて、

自由自在に刻々と変化し続けます。

自然エネルギーと共存する、有機的でユーモラスなかたちに思わず時間が経つのも忘れて見入ってしまいます。

一方、関西空港の建物を設計した建築家として知られるレンゾ・ピアノは、

構造家やエンジニアとの協働作業により、動植物の構造を分析しそこから導き出された

構造システムを建築に応用していくのが特徴です。

 

新宮さんとピアノさん、どこか共通点がありました。

 

こうしてひとりで駆け足で半日で回った京都・大阪でしたが、途中面白そうなお店を見つけて

お店の人と話してみたり、いつもは見過ごしがちな看板でいい情報をゲットできたり、

ひとりだからこその発見もたくさんありました。

いつもは友達とか家族との話に気を取られて周りを見ていないことが多いので。。

 

気付いたら展覧会が終わってるという事が多いけど、今回は間に合ってよかったです!

とみんぐ
  • とみんぐ

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