花火とビールとパタゴニア
夏休みが始まり、我が家の子どもは毎日ウキウキしています。
夏と言えば、、ビールと花火!ということで、
昨晩淡路の花火大会の様子をこちら側から鑑賞しました。
花火は少し小さいけれど、人混みに疲れることなく鑑賞できました。
そして、夏はビールが美味しい!
いつもはしませんがお庭の紅葉を自家製ぬか漬けに添えてみました!
初めて試したPatagoniaのビール、クラフト感があって濃厚でかなり美味しい。
最近、建築以外の業界の話も興味があれば聞くようにしていて、
先日Patagoniaの食品部門のPatagonia provisions ディレクターの近藤さんのお話を聞く機会がありました。
Patagoniaへの食の取り組み、そして企業としてどのようなビジョンを持っているのか、
とても興味深い内容でした。そこで話題に出てきたこのオーガニックビール。
あるのは知ってたんですけど飲んだことがなかったので、試してみました。
このビールはリジェネラティブ・オーガニック農法で作られた、長い根を持つ多年生穀物カーンザを世界初で使用した
オーガニックビールだそうです。
通常のビールの原料の麦は一年草で、根が短いのですが、このカーンザは多年草で長く地中に根を伸ばすので
土壌の保水力を上げたり、より多くのCO2を吸収します。
農業をすることで、土壌を豊かにし、環境も良くなるなんてまさにリジェネラティブ!
サスティナブルの一歩先を行くリジェネラティブという概念は、デザイン業界でも話題になっていますが、
Patagonia創始者のイヴォン・シュイナードは、パンデミックを経験しいろいろなものが淘汰された今も
食べることは依然必要としていて、これからの可能性のある唯一の革命は農業だと説いています。
1973年に誕生して以来、「100年後も持続可能なビジネス」を目標に、環境保護に熱心に取り組み続けてきた
Patagonia。私もアウトドアウェアで愛用しています。
Patagonia provisionsのサイトで、より詳しいストーリーが載っています。