こもるとつどうの家 電磁波測定
2023年6月24日
地元兵庫県の木で建てている
こもるとつどうの家
着々と進行中です。
先日現場にて内装のお打ち合わせをさせて頂きました時に
電磁波測定も合わせて行いました。
こもるとつどうの家は
家の中から発生する電磁波への対策を行う住宅仕様となっております。
家電製品から発生する電磁波はよく知られていますが、
家の中に張りめぐらされている電気配線からも
電磁波(低周波)が発生しています。
たくさん配線が集まるような分電盤を居室の真下に配置しないなど
設計で対策するのと合わせて、
長時間滞在する居室でコンセントなどの配線がある部分は
電磁波を通す黒いシートを施工します。
この黒いシートはアース線で地中に差したアース棒とつながっており
シートが電気を流すことで電磁波を地中に逃がしています。
まだ実際の配線には電気が通せないので
現場にある仮設電気につないでいる照明機器のコードにて
黒いシートでアースが取れているか確認しました。
コードを直に測定すると
0.26×1000で 260V/m
日本には電磁波の基準はないですが、
スウェーデンなどで定められている安全基準は
25V/m以下となっていますので
基準値の10倍以上の数値となっています。
シートの上から測定すると
24V/m
基準以下になっていることが分かります。
目に見えないものですが
測定により有効に施工できていることが分かりました。
電磁波による影響や対策の詳しい情報は
弊社の電磁波についてのページをご参照ください。