気密測定
2023年6月3日
昨日の大雨からの清々しい晴れ
こもるとつどうの家
暑い中、外壁の仕上工事
着々と進行中です。
今日は室内では気密測定を行いました。
断熱材を充填し、気密シートが貼れたので
隙間なく施工できているか
部材間の隙間はないか
目標のC値をクリアできているか
測定器で測定してもらいました。
一般的にはC値1.0を切ると高気密住宅といわれ、
弊社ではC値0.5以下という基準を設けています。
住宅を気密化する主な目的は
・外皮の隙間からの空気の侵入防止と、それによる冷暖房費の軽減
・的確な計画換気をするため
です。
穴の開いたストローではうまく飲み物を飲めないように
住宅も想定外の所に穴が多いと、計画した給気口から排気口への換気ができず
家全体の換気がうまくできないことで空気の汚染や結露の原因になり得ます。
1回目の測定でC値0.4と目標クリアできましたが
せっかくなので、一通りチェックして、
わずかに空気が入ってきているところを見つけながら
テープなどで処理していきました。
そして再度測定してC値0.3となりました。
設計時には出せない、現場施工した上での数値なので
しっかりと性能を証明できてよかったです。