森の循環を考える

しそう森の木の三渡社長が、新しい県産木材流通の取り組みについて弊社で講演をしてくださいました。

安価な外国産材や集成材が市場に出回るようになり、
全国的な林業の衰退が長い間問題となっている中、しそうの森の木さんは木材の流通経路をシンプルに、

山主さんと家主さんの距離をぐっと縮めることによって木材の安定した適正な価格をはかり、

植林→製材・製造→消費の仕組みでうまく山が循環するようにさまざまな商品開発や製材設備の整備をされていらっしゃいます。

(しそうの森の木さんのFacebookから画像お借りしました)

 

これまでは捨てられていた辺材をさまざまな商品に変え、歩留まり良くすることで無駄をなくし、価格も安定すると林業も潤うといった好循環で

衰退の一途をたどる林業に光を差し込んでいらっしゃいました。

ウッドショックが深刻化する今、もう一度自分たちの足元の森の価値を見つめ直し、設計に生かすことで四方良しの世界につながっていくのでは、と

三渡社長のお話を拝聴しながら思いました。

とみんぐ
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