芽が出る年に

早いもので、今日から12月、師走に入りました。

年賀状の準備や大掃除。。毎年12月は気持ちだけが焦っています。

先日のお休みの日、友人にギャラリーに連れて行ってもらいました。

植浦加代子さんという方の作品で、初めて拝見しましたが、ご自分で紙を漉くところから

はじめられ、いくつもの工程を経て奥行きのある立体的な絵画を制作されています。

 

そこに、歌舞伎丑というかわいらしい人形もありました。

ひとつひとつ植浦さんの手作りで、歌舞いている丑さんの表情も柄も違ってとってもユーモラス。

思わず家に連れて帰りたくなり、お買い上げしました。

見得を切っている丑さん。

「丑」は中国の漢字であり、『ちゅう』と読み、「芽が出かかっている」という意味があるそうです。

今年コロナ禍で強いられた、さまざまな我慢や苦労の種が来年は少しずつ明るい方向へ芽を出してくれたら

いいなあと思います。

とみんぐ
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