銀杏ライフ

いただきものの銀杏を楽に処理できないものかと思い調べてみたところ、レンジ調理が楽とのことだったので早速試してみました。
銀杏には「4-O-メチルピリドキシン」と呼ばれる毒性があり、食べ過ぎると中毒症状を起こしますが、良質のたんぱく質や薬効に富んだ健康食材でもあります。
※大人で40粒以上が危ないそうですが、個人差もあるため過信は禁物です。
また、お子様には少量で・・・というより控えてもらうのが無難です。

あらかじめ封筒の角に空気穴を作り、熱膨張による封筒の破裂を防ぎます。
空気穴を作った封筒に15~20個ぐらいの銀杏を入れてテープで留め、電子レンジにセットします。
※入れすぎると加熱された銀杏が飛び出すおそれがありますので、適量を守りましょう。
封筒に入れた銀杏

レンジで加熱する時間は出力によって変わります。
500Wだと2分。
600Wの場合は30秒~1分ぐらいです。

あとは殻を向くとヒスイ色の銀杏の実が現れます。

量がたくさんありましたので、
炒る方にもチャレンジしてみました。

田舎のおばあちゃんが炒ってくれた時の記憶をさかのぼりながらやってみましたが、火加減が難しいです。
さらに熱で殻がはじけ飛んでくるため、蓋がないとケガの恐れがあり、危険です。

右のイマイチな雰囲気のものが炒った銀杏です。
出来も苦労に見合わない残念な仕上がりに・・・
食感はレンジで加熱したものはモチモチ感があっておいしかった反面、自力で頑張った方はやや固めで苦味も強い感じでした。
炒る時間を短くすればマシになりそうですが、短すぎると殻が取れにくくコツが必要です。

果実の採取から始めると危険と手間と苦労をかけさせられる銀杏ですが、その分達成感もあります。
季節を感じる食卓って何か良いですよね♪

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