先日、着工したばかりの新築工事の敷地で、埋蔵文化財の調査がありました。

こんなに掘って、

こんな小さい何かのかけらが1つ出ただけで、工事は一旦ストップとなりました。。

私はその日zoomでお客様との打合せの最中だったのですが、1つ目の穴は何も出なかったと連絡をもらい、良し！！

と思っていたら、２つ目の穴で出ちゃったそうです。。( ；∀；)

この国が文化をそんなに大切にしているとも思えないんですが、決まりは決まり。仕方ないですね。

今回の建物は9軒の共同住宅で収益物件の為、調査費用などは全てお施主様持ちとの事。

これからのスケジュールは、２週間ほどで市役所担当課が調査の依頼書を作成→

それを元にお施主様が市の指定業者に見積を依頼→　契約　→調査（数か月）となるそうで、調査費用もものすごい金額になることが予想されます。

地盤改良を表土から70cm未満で済ますか、改良の杭面積を建築面積の5％未満に抑えることができればその方法を取っても良いそうで、

今の予定としてはそちらの方がまだ費用負担も工事が延期になる日数も少なく済むため、改良業者さんにその内容に変更して

地盤の安定を得られるかどうか設計依頼中です。

今回の現場は明石城のすぐ近所という事で、原人出たしね、城真横やしね、と納得していたのですが、、

今日確認申請を提出しようとしていた神戸市西区の物件も、全く見落としてしまっていたのですが

埋蔵文化財包蔵地指定となっていた事に気づき、大慌てで届出書の準備をしました。。( ；∀；)

侮れません。埋蔵文化財。