天井下地、そのもの。

下地の下地ができたら、さあ、次は下地の出番です。

仕事は段取りで決まる。とか、建設的な考え方。とか言うように、現場での作業は、完成の姿を強烈にイメージしながら取り組むのがアタリマエです。

それも、工程に合わせて、小さな完成を積み上げて行く、まさに建設的!
そして、作業は集中して、一気に進める!

一斉に天井張りです。

座りました。

グリストラップを固定、排水の配管を接続したら、穴掘りの後を復旧します。

土間の上に飛び出しているのは、仕上げのモルタルの高さをカバーできるように、
型枠を組んでおります。

これで、名古屋の川や海の汚染は防げるはずです。
実は、こまめな掃除が一番大事なので、オーナーのT様、後はよろしくお願いします。

廻りのモルタルを仕上げて、完成!

ちん。

いよいよ、来週には。

解体工事は先週に終了。

綺麗な更地になりました。
今週の日曜日には地鎮祭も終わり、地縄(実際の地面に、建物の位置で縄を張って大きさや位置が判るようにすること)の確認もして頂きました。

地(とこ)を鎮めるついで?ではありませんが、建築主と、参列者も一緒にお清めしていただきました。

建築基準法の改正(悪か!との声も)の影響もあり、建築確認申請の提出に慎重になっております。今では必ず、最終の図面が出来上がった後に、実際に建物を建てる現場での確認をして頂くようにしておりまして・・・、
今回の場合、イメージよりも駐車場の間口が狭いな~、とのお施主様の意見が出ました。
図面で何度も確認して、お乗りになっている車の車幅を測ってみたりもして、犬走り(境界線と、建物の間の狭い部分のことを指しています。)とのバランスを計ったつもりでしたが、やはり実際に現地で見てみると、少しでもストレスなく駐車が出来るように、と、
駐車場の間口をぎりぎりまで広げよう。との結論になりました。
やっぱり、現地での確認は大事です。図面、パース、模型・・・と、完成のイメージをお施主様に描いていただける為に、いろんなツールで提案させていただきますが、
現場には勝てません。
出来上がる実際の建物が全ての結果。ですからアタリマエではあるのですが・・・。
現地での確認を再び図面に反映、出来た図面を現場で確認。この繰り返しによって、より良い建物が出来上がる。という仕組みです。
と、言うわけで、建物の位置の修正を最後に行い、水曜日に建築確認申請を提出してきました。
事前届出書の提出もしているので、法改正前ですと、
遅くとも2週間ぐらいで確認が下りてくるのですが、今回は・・・?

掘ったりも、します。

古い店舗をリニューアルして、新装OPEN、業種、業態が同じならば、極力既存であるものを使いたい。時代の要求でも有りますし、新規に出店されるオーナー様の希望でもあります。
しかし、時に連れて法は変わって行き、環境に対する規制は厳しくなって行かねばならず・・・・。


と言うわけで、グリストラップを設置しております。
グリストラップと、言うのは、排水枡の一種で、油脂を集めて、排水と分ける装置です。
昭和40年代に法規制があり、現在では、日本中何処でも、飲食店の排水設備に設置が義務付けられているはずです。
これがないと、川も海もコテコテに。

浄化槽の小さい判ですね、槽が分けれていることによりゴミ、油をキャッチします。
大変でしたが、なんとか設置。


やり終えた感じ・・・。 BYタイちゃん。