アンカーボルトを吊りました。

神戸市 西区 木造注文住宅
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建築業界特有の言い回しでしょうか、
アンカーボルトの据付(コンクリートを流し込む前なので、据付です。)のことを
吊る、と、言います。
普段、言葉にはしますが、文章に書くことはあまり無いので、自分でも違和感がありますが、据え付けると書くよりはしっくりとします。
と、いうことで、吊っております。

ボルトが、少し細いように見えるのは、基礎幅が少し大きな目な為です。
玄関周りと、ユニットバスの廻りの一部を除いて150mm幅の基礎となっております。
手前から短いボルトが土台を緊結するアンカーボルトで、角の長いボルトが柱を基礎と直接固定するホールダウンアンカーボルトと言います。
今ではすっかり常識になりましたが、実は阪神淡路大震災の教訓を受けて法改正され、取り付けることが義務化されたものです。
地震で縦揺れした際、土台の中に嵌っているホゾが抜けて、家屋が倒壊した事例がたくさんあったためです。
10数年前と今とでは建築基準法を守って(最低の基準です)建てているだけでも全然耐震強度は違うと云われる根拠の一つとなっております。
明日は立ち上がり部分のコンクリート打設です。
ポンプ車も呼んでいるので、近隣のご迷惑にならないように、一言声を掛けておこうと思います。

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