スウェーデン式サウンディング試験。

JUGEMテーマ:住宅

【神戸で新築、注文建築は“できれば!”を叶える、真摯なヒアリングと女性の視点に立った設計、圧倒的施工力の技術系建築店、すみれ建築工房へ!!】
日本の中心。
きれいな緑と美しい川が流れる日本のへその街で穏やかで楽しく暮らすためのsumikaが出来るまでの記録です。
五月のある晴れた日。
週末ごとにプランニングや見積り、資金計画などが着々進んでおりました頃、設計のご依頼を工事請負に先行して頂いたのを受けて地盤調査にやって参りました。
ウールな雲?(これはきっと羊雲で良いでしょう。)がきれいに並んでいた絶好のドライブ日和地盤調査日和でございました。

今回の計画建物は木造住宅ということで、地盤調査の方法はスウェーデン式サウンディング試験を採用いたしました。
簡易型の地盤調査ではございますが、その分試験のポイントを5箇所とたくさん試験をすることによって、地中の状態を平均的に調査するというイメージです。


木造建築だけでなく、住宅メーカーもほとんどがこの試験方法を採用しておりまして、現在の低層住宅の地盤調査の主流となっております。
20100610_1299131
機械ではなく、人力で錘をつけて二人がかりで廻しながら打撃をくわえて行なっていた時代もありますが、現在はほとんどこの専用の機械になっております。
鉄の槍のようなロッドを回転させながら地中に打ち込んでいき、その抵抗値を調べるという、ある意味原始的といえば原始的な試験方法です。
20100610_1299130
止まってしまうところまで打ち込んだら、深度や打撃回数などを記録して、ひき抜きます。
このスウェーデン式サウンディング試験のロッドというのは、中が空洞になっていて、地中のサンプルを採取できるものと、鉄筋のように中がつまってただの槍と2種類あります。
が、現在は地中のサンプルを採らない方が主流になっているらしく、ほとんどがそのタイプでの試験との事。
こうなってくると、打ち込む時や引抜く時の現場での感触が重要になってきます。
20100610_1299132
案の定。
最後のポイントのロッドを引抜いたら、なんと水が出て来ました。
この場を見ておかないと報告書だけでは水の量や深さなどがなかなかイメージとしてつかめないものです。
この泥がついている部分が、地下に水があったところです。
20100610_1299135
深さは1メートルより下、水の量も少ないので大した悪影響はないようです。
ちなみに、この地盤試験の結果を受けてJIO認定の地盤調査会社から報告書と考察が挙げられます。
その考察に沿った内容の基礎工事を行なえば、地盤保障が付けられるという流れになっております。
これも、新築住宅の瑕疵担保責任保険の義務化と共に業界内に広まった、いや浸透したシクミの1つです。
その一連の法改正には疑問も多々ございますが、、、
それはまあおいておいて、今回の試験結果を受けて(sumika標準仕様の)地盤保障つきの基礎の施工を行なうことになりました。
20100610_1299136
次は地鎮祭の模様をup致します。

ブログランキングに参加しています。
クリックをお願いします!!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ

高いところから、失礼します。

今回の建物は、一部天井が高いので、
その空間を利用して、ちょっと変わったことをしよう。
ということになったとか。

その全容は・・・ 今日は、まだヒミツ!

その準備のためでしょうか、本日送られてきた写真のアングルは。

 

高いところから、失礼!

大ちゃんが、がんばっている? ようです。

これから、ここがどうなるのか。。。
私も大変楽しみなのです。