着工

本日より着工です。

耐震工事の内容は、
耐力の弱いと思われるところ、
または、耐力をあげると建物の強度をあげるのに有効なところに、
筋交いを入れ、その上に構造用合板9.5tを貼ります。

施主さまがお住まいのままでの工事ですので、
まずは1階外廻りから着工します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設計の段階では、筋交いは入っていない予定ですが、
解体してみると、筋交いが入ってました。

最近は強度を増やすほうでも、
役所の検査が厳しいのですが、
以前は、現場に入る大工の考えで、
「ここにも筋交いを入れたほうが強くなる!」
という箇所に筋交いを増やすこともたびたびありました。

 

 

 

 

 

筋交いは、そのままで端部に金物を取付けて、
しっかりと固定。

その上に構造用合板を貼ります。
構造用合板は、土台から梁まで達するよう貼ります。

耐力壁として貼る構造用合板は、
固定する釘を、N50釘で150ピッチ以下で打つよう
決められています。

今回は100mmピッチで釘を打っています。

 

 

 

 

 

これから1ヶ月半の間、
お住まいの施主様も落ち着かない日々が
続くかと思いますが、
これも万が一の地震や台風から、命を守るため!
しっかりと工事頑張ります。