秋暁（しゅうぎょう/しうげう）とは秋の夜明けのこと。日の出が遅くなり空気が冷たく感じられ澄んでくる、秋の深まった感慨をひとしお誘う時間帯のことをいうそうです。

私は暗いカーテンでお日様を遮ってしまうのがあまり好きではなく、寝室の窓は色の違うレースのカーテンを2重にしています。もちろん夏は暑く冬は寒いのですが、それがお気に入り。

今朝、6時に目覚ましが鳴った時にカーテンからの日差しがほとんどないことでこの言葉を思い出しました。今日の日の出は5時54分。毎日ほぼ一分ずつ遅くなっていきます。ちなみに日の入りは17時43分で毎日ほぼ一分ずつ早くなっていきます。空が高くなり、涼しい風が吹き抜ける季節を実感します。

先日行った多可町ではこんなに秋らしい光景が。

どんなに暑い日が続いても季節は巡ってきます。川岸には赤、黄、白の三色の彼岸花が咲いていました。風に揺れる白い彼岸花、気温にかかわらず必ずお彼岸に咲くこの花や、めぐる天体。人間が壊さないように自分ができる小さなことを少しずつやっていかなければ。