いちごピクニック

桜も咲き始め、我が家の子供たちは春休みに突入。。
またしばらく、お昼ご飯に悩まされる日々が続きます。。

すっかり春めいて来たので、友達親子と淡路のいちご狩りに行きました。

Greenarium Awajishima

広い敷地に子供たちをさっそく放牧。。羊飼いになった気分でした。

昔はその辺にあった、原っぱや、土手など、地形がそのまま生かされていて、子供たちは鬼ごっこをしたり、木登りをしたり、のびのび大はしゃぎ。

今は公園で出来る遊びも制限されていたりするし、神戸市内でこんな遊び場を見つけることの方が難しい。。

いちごハウスの中では、自由に椅子やテーブルが使え、いちごの天井の下でピクニックが出来ます。

レストラン棟のデザインは、ベニヤやフレキボードなど、普通なら下地にする材料が上手に使われていました。
東京のstarpilotsという設計事務所が設計していて、starpilotsのホームページには

「ありがたい「建築作品」をつくるのではなく、その場所、その人にあった最高の「物語と記憶」をつくりたい。」
とありました。

私が学生の頃は、いわゆるアトリエ系の建築家が、自分の作品と呼ぶ建築を次々に世に生み出している全盛期でした。
大学にゼミでそういった建築雑誌に載っている作品を見に行くと、人っ気もなく、すでに廃墟寸前のものもあり、

建築が生き生きとしておらずなんだかとても切ない印象を受けたのを覚えています。

建築は建てて終わり、なのではなく、どんな場所で、どんな人に、どんな使われ方をするのか、

その先の先まで見据えて仕掛けをつくっていくことなのかなあ、とこのGreenariumで思い思いに楽しんでいる人たちを見て

思いました。

 

とみんぐ
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