初釜

1月中旬は息子たちがお世話になった幼稚園お作法教室の初釜。この前の土曜はお茶を習っている先生宅で初釜でした。

お作法教室では先生が金の茶碗でお点前してくださいます。お濃茶は他3名の方が続いてお点前。お薄は順番に。

 

つい先日は銀のお茶碗でお点前をさせていただきました。

点心の代わりにお弁当。新開地の割烹料理屋さんの二段弁当はかなりのボリューム。

食べきれず半分お持ち帰り。

花びら餅。

お薄はこちらも順番で。

毎年初釜に参加できるのは本当にありがたいことです。

ところで初釜で使われる重ね茶碗は  嶋台茶碗 というんだそうです。

嶋台はお正月の初釜、濃茶に使うめでたい茶碗のことで元来は金杯銀杯のように塗物の杯を二つ重ねたもの。

高台の形にも意味があるそうです。
・高台が五角形(小)は、鶴を表す金色で、空を羽ばたく鶴は つまり五の奇数は割り切れず永遠に続いていくので陽に
・高台が六角形(大)は、亀を表す銀色で、海に潜る亀が つまり六の偶数は割り切れてそこで終わってしまうので陰

なんだそうです。

剥がれた金箔(銀箔)を塗り直すのに3万くらいかかるそうな!ありがたい・・・

さいくみ
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