スイスエコバウツアー

と言っても、3000円で行ける、オンラインツアーです!

先日、自然素材系の建材を扱うイケダコーポレーションさん主催でオンラインのスイスエコバウツアー

があり、参加させていただきました!

実は、参加は2回目で、初めての参加は2006年、この時は実際にドイツ・スイス・オーストリアを周り

様々なエコロジー建築を見学して来ました。建築家の泉幸甫先生と、バウビオロギーの第1人者ホルガ―・ケーニッヒ

さんと一緒にまわるツアーで、日本全国から集まった同志の方々も一緒に、今思い返してもとても贅沢で、有意義で、楽しかったツアーでした!

あれから早や15年、、スイスのエコロジー建築はかなり進歩していました!

 

(写真はイケダコーポレーションさんよりお借りしました)

まず、木造の技術がすごく発達しています。ほとんどは木造+鉄骨かコンクリートのハイブリッド構造ですが、現在のスイスで最大の木造はなんと15階建て!

スイスの建築の法律では問題ないのだそうです。日本では建築基準法ではそんな高層は木造では無理です。。

そして。第2に現代の木造を支える人材を育てる仕組みがすごくしっかりできている事。
大工さんはスイスで最も選ばれる職業14位!

そして、スイスにはミネルギー建築という独自の基準があって、現在はチューリッヒの新築の約半分を占めるそう。

ミネルギーは「ミニマル・エネルギー消費 ( Minimaler Energieverbrauch ) 」から生まれた言葉で、光熱費を従来の半分以下に抑える省エネ建築用スタンダードだそうです。

 

2006年当時から思ったことですが、やはりヨーロッパは環境に対する意識が日本と比べ物にならないほど高く、またデザインに対する意識も高いです。

その辺の下地がまず違うので、日本がそのままこれをすぐに取り入れることはできないですが、
少しずつ日本も変わって行ったらいいなと思います。微力ながら私も日々勉強して一助になれるようがんばりたいと思います!

写真はスイスのタメディア本社ビル。坂茂さんの設計で木造7階建てです。

とみんぐ
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