母のおかゆ

遅ればせながらあけましておめでとうございます。

私は〇十年生きてきた中でインフルエンザに罹ったことがなく、一生かからないのだろうと高をくくっていました。が、新年早々父を救急病院に連れて行き周りがインフルエンザ患者の大群であったこともあり、ひどい風邪にかかった時にはついにこの日が来た、と観念しました。

しかし、診断は「マイコプラズマ肺炎」( ;∀;) インフルエンザよりたちが悪いです。
なぜにインフル達は私を避けて通るのか、謎が深まります。。

今回の本題は「母のおかゆ」について

玉子かゆ

子供のころからおかゆが嫌いで出来る限り拒否し続けてきましたが、今回はさすがに食べられるものもなく観念していただきました。
母は認知症がすすんでからあまりまともな食事を作ることができません。作り方が分からなくなって途中で放置したり、調味料が分からず恐ろしい味付けのおかずが仕上がります。
恐る恐る食べると、、、

「母のおかゆ」は昔のままでした。涙が出るほど美味しかった。
私が大病にかかった時、毎日毎日一時間かけて病院まで通ってくれ、ご飯を食べさせてくれ、励まし面倒をみてくれた母はまだそばにいれくれているんだなぁ、と気が付きました
自分が介護をしている気分になっているけど、いなくなって何もできなくなるのはもしかして自分の方なのかも、と気づかせてくれたあったかいおかゆでした。

おにょうえ
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