日: 2016年11月26日
駐車場土間コンクリート打設。
キッチン取り付け
駐車場土間コンクリート打ち
階段ペンキ
ペンキ塗り
「はじまりのsumika」WEB内覧会~断熱気密性能~
はじまりのsumika WEB内覧会 6日目
前回までは主に完工写真にて仕上がりの様子をご覧頂きましたが
本日は写真には映らない性能の部分のご紹介をさせて頂きます。
まず、断熱性能ですが
現在断熱性能はUA値(外皮平均熱貫流率)という数値で表されます。
家の中から床・壁・屋根・窓などをとおして逃げる熱を合計し
家の表面積で割って求めます。
断熱性能が高いほど数値が小さくなります。
現在の法律では断熱性能に規制はありませんが
2020年には一定の断熱性能以上の住宅しか新築できなくなります。
断熱を判定するする材料としてまずは断熱材です。
床・壁・屋根と断熱材で家じゅうすっぽり覆います。
はじまりのsumikaの断熱材の仕様は
床断熱材・・・A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種 65mm厚
壁断熱材・・・高性能グラスウールHG16K 105mm厚
屋根断熱材・・・高性能グラスウールHG16K 210mm厚
断熱性能を決める上でもうひとつ重要なのは窓の性能です。
はじまりのsumikaの窓の仕様は
室外側がアルミ、室内側が樹脂の複合サッシを採用しました。
室内側の樹脂部分が熱を伝えにくく結露もしにくい仕様になっています。
ガラスはペアガラスで、方位によって熱を遮断しやすいLow-Eガラスを採用しています。
上記の仕様を元に計算した結果
はじまりのsumikaのUA値は0.56W/m2・K
2020年から定められるUA値の最低基準が0.87W/m2・Kなので
それよりも上回る性能です。
断熱性能が高いと外気温の影響をうけにくく、
また保温性の高い室内をつくることができるので、
少ない暖冷房エネルギーで夏涼しく冬暖かい環境をつくりやすくなります。
そしてこの断熱性能をしっかり機能させるために気密性能も重要になります。
せっかく建物全体を断熱材で覆っても隙間がたくさんあると隙間風によって
断熱性能が発揮できないからです。
断熱材の室内側に気密シートを隙間なく張ってできるだけ外に繋がる隙間をなくします。
気密性能は施工中に気密測定を行い
しっかり気密がとれているか確認を行います。
次回は一次エネルギー消費量についてです。