あの香草を一年越しで克服した話
マラソンと、知る人ぞ知るソーシャルマラソンで神戸が盛り上がっていた日、パクチーパーチー(コリアンダーパーティー)にお誘いいただきました。
参加のきっかけはちょうど一年前―
各々がオススメの書籍を紹介し合い、誰が紹介した本が一番読みたくなったかを競うビブリオバトルというイベントがあり、そこでパクチーの本「ぱくぱく!パクチー」について熱く語られていた神戸市西区のパクチー農家の奥様の影響でした。
ビブリオバトルに興味がおありの方は以下のリンク先をご確認ください。
ビブリオバトル公式サイト(http://www.bibliobattle.jp/)
パクチーは唯一僕が食べられない野菜で、他に好き嫌いはありません。
むしろパクチーに出会ったお陰で
好き嫌いがない人→厳密には好き嫌いがある人
へとややこしいランクダウンを受けました。
ある種の因縁と言っても過言ではありません。
初めて食べた時に感じたカメムシを髣髴とさせる青臭さにノックアウトされ、以来、全力で回避するぐらい苦手です
それだけにパクチーをイチオシする人の存在は衝撃的でした。
あれから一年間、結局パクチーに手を付けることはありませんでしたが、
運命的なタイミングでイベントが・・・
しかも当の農家さんが育てたパクチーが・・・
きっと、これは何かのご縁だとリベンジする決意をしました。
餃子に乗せたり、ビールに入れたりして楽しむ周りに圧倒されながら、
弱気な僕はひとつめの餃子をあろうことかプレーン(パクチーなし)でいただいてしまいました:sweat_drops:
もちろん美味しいです!
「このまま普通に餃子を堪能してもいいのでは」
ふと良からぬ考えも浮かびましたが、敵前逃亡は男の恥です。
ふたつめの餃子にパクチーを乗せ、恐る恐るチャレンジ・・・
「・・・普通!」
「いや、普通に食べられる!」
苦手なパクチーの香りはありますが、初回で半ばトラウマとなったパセリとセロリのいやな部分を掛け合わせたようなったエグさが感じられません。
「国産で、しかも無農薬だとこうも違うのか」
と驚きました。
そして、一度慣れると、段々と良さが分かってきます。
レモンに近い清涼感が餃子と好相性。
このパクチーだから食べられるのだと思います。
抵抗がなくなってきところで、パクチービールにもチャレンジ!
これも良好な組み合わせです。
クセのある黒ビールより、あっさりしたビールの方が合う感じでした。
コロナビールなんてピッタリかも知れません。
苦手な食べ物を克服し、魅力も発掘できた有意義なパーティーを堪能しました:thumbsup:
次はレシピ開発にでも挑戦してみます。
【今回お世話になった農家さん】
神戸市西区の有機農家:もりたんぼ
現在人気沸騰中で入手が難しいかもしれませんが、国産無農薬パクチーやパクチーの克服に関心のある方、「パクチーとは何ぞや?」な方にオススメです。