壁紙紹介番外編『お手入れ』
大掃除の季節ですね。
メラミンスポンジで壁を拭いてみたらとても白くなりました…(゜-゜*)
ここで壁紙のお掃除方法をご紹介します。
壁紙の素材や汚れの原因によりお手入れ方法が異なります(^o^)b
ビニール壁紙
織物壁紙、他の壁紙に比べ、水やホコリ汚れも拭き取れてメンテナンスしやすいのが特長です。
汚れがついたときは、薄めた中性洗剤をタオルやスポンジに含ませて、固く絞った状態で拭き取ります。
ジョイントに水が入ると剥がれの原因になることがありますので注意してください。
次にきれいな水かぬるま湯で、水気をよく絞り、表面に水や洗剤が残らないように拭き取り、最後にから拭きをします。
表面に凹凸がついた壁紙には、歯ブラシを使うと汚れが落としやすくなります。
ビニル壁紙でも高発泡品など表面の柔らかいものは、強い力が働くと傷つくことがありますので、強くこすりすぎないように拭き取ってください。
また、シンナーやベンジンといった溶剤は、壁紙を傷め、色落ちすることがありますので使用しないでください。
タバコのヤニには…!!
中性洗剤を水で薄めたものに、アンモニアを少量含ませて拭くと効果があります。
アンモニアの量は水に対して5%程度。これに、消毒用アルコールを2~3%入れると、より効果的です。
後の水拭きを忘れずに。洗剤の強力なものを使うと、変色の恐れがありますので、目立たない所で一度試してからにしましょう。
子どもの落書きには…!!
鉛筆なら消しゴムで、クレヨンやクレパスなら中性洗剤の原液を布につけて拭き取ります。
ひどい汚れの場合は、その部分だけ、洗剤をスプレーして、台所用ラップで10~15分くらい覆った後拭くときれいになります。
最後には水拭きを忘れないようにしましょう。
紙・紙壁紙
汚れが付着すると取れにくいため、汚れが付着しない配慮が必要です。
撥水加工が施してあるものもありますが、基本的にはシミのもとになるので水拭きはできません。
手あかや小さな汚れは、やわらかい消しゴムで落ちることもあります。目立たないところで試してからにしましょう。
水系の汚れは、ついたらすぐに乾いた布か、ティッシュペーパーなどで吸い取るようにしてください。
珪藻土・じゅらく壁紙
汚れが付着すると取れにくいため、汚れが付着しない配慮が必要です。
一般的な紙壁紙よりは表面強度はありますが、水拭きは避け、かたく絞ったタオルで汚れを叩くようにして落としてください。
ほこりが付着した場合は、市販の粘着ローラーで軽くローラー掛けをして取り除いてください。強くローラーかけすると粒が取れることがあります。
織物壁紙・紙布 織物壁紙
メンテナンスの方法として、部分的な汚れは、食パンの中身のしっとりした部分で丁寧にこすり落とします。
簡単な方法としては柔らかい消しゴムでこする方法もありますが、光沢を消してしまうこともあるので取扱いには注意が必要です。
どちらの方法による場合でも、まず、小さくて目立たない部分でテストしてください。
万一大きなシミができてしまった時は、シミ抜きをすることになりますが、まずは専門家に相談することをおすすめします。
いやいやそんなの面倒なこと…いっそ貼り替えますわ。という方は!
壁紙の色柄と合わせて機能性の面にもご注目ください。
家の構造や、ペットの有無、喫煙の有無、小さいお子さんがいるなどの事情を考慮して機能性の面から選ぶようにしてください。
あまり掃除に時間をかけられない方は防汚、防カビ機能がしっかりあるものを、
ペットを家で飼っている方はひっかきに強い表面強化タイプのものを、
環境面を重視したい方はビニールクロスではなく、他のいろいろな種類のクロスを調べてみるなど、
最初の段階から機能性を重視していると、そうでない場合より掃除の頻度もクロスの持ち年数も違ってくることでしょう\(^o^)/