先日テレビのニュースで知ったのですが、香川県立体育館が休館になるそうです。

解体になるか保存になるか未定ですが、今のところ耐震改修の計画が予算上絶望的だそう。

それがテレビのニュースになる理由は、この体育館が丹下健三による設計だから。。。

第２次大戦後、日本のモダニズム建築を引っ張ってきた彼の作品の中でも、この体育館は私の大好きな建物の一つです。

とにかくカッコイイ！です。いつか見に行きたいと思いながらまだ訪れることができていません。

香川の市民にも『お船の体育館』で親しまれていて何とか保存を！との声は大きいそうです。

少し前にも北九州市で村野藤吾設計の八幡図書館が解体されると決まり残念に思っていたので、どんどん失われるモダニズム建築が本当にどうにかならないのかと歯がゆい思いでいっぱいです。

私は少し古いこの時代の建築が好きで、丹下さんや村野さん、あとは前川國男さんなど、たくさん写真集を持っています。

本を眺めるだけでなく、いつか空間の中に身を置きたいと思っていますが、悠長に「いつか」と言ってたら解体されてしまうな！と焦ったニュースでした。

香川県立体育館はこんなに迫力満点です。写真でも良さが伝わりますよね！