壁紙紹介パート7『モダン・ファンタジ~』
とあるドラマ(結構まえですが)で使われて話題になった輸入クロス。
海外の製品には日本の色使いとはまったく異なる独特の雰囲気があり、個性的で斬新なデザインが魅力ですね。
そこで国産クロスと輸入クロスの違いとは…??
①国内製品はビニールで海外製品は紙や不織布が多いです。
②国内製品は幅が90cmあり、海外製品は52cm前後が多いです。
③国内製品は1m単位での購入が可能で、海外製品はロール(10m、5mなど)の本数で購入しなければならないことが多いです。
生活文化の違いや技術的観点から発展もそれぞれ…一長一短ですね。
そして気になるお値段は国産の商品と比べるとやはり・・・↑↑↑
紙製のクロスは薄く下地の状態が仕上りに影響しやすいので貼り替えにはあまり適さないということころもあり、ますます遠のいていくのですが…ライセンス商品見つけました。
壁紙デザインの第一人者!モダンデザインの父!ウィリアム・モリスの壁紙のご紹介です。
Marigold
LW-745
マリーゴールドは頻繁にモリスが愛用した柄の一つで、壁紙・ファブリックの両方にモリスが採用した3柄のうちの一つです。彼は一つの柄を多用することはあまり好まなかったので、その意味では相当思い入れのあった柄といえます。
Medway
LW-747
このデザインのオリジナルは、1885年頃にウィリアム・モリスによってデザインされた“Cray”の繊細なバッグプリントとしてあしらわれていたものです。
Pink&Rose
LW-752
1890年、モリスは多くの日々、彼の愛するケルスコットマナーとロンドンとを頻繁に行き来しました。ロンドンからその場へ向かうテムズ川流域には素敵な庭が数多くあり、この柄は、その庭に咲いていたカーネーションやローズからインスピレーションを得てデザインされました。
FloweringScroll
LW-754
この渦巻き状にデザインされた植物柄は、1871年にデザインされた“Scroll”が進化したものです。オリジナルの“Scroll”はモリスが夢中になったなどからの影響を強く受けています。
Thistle
LW-755
これはモリスの没後、弟子ジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされました。木型印刷ではなく、モリス商会が終盤に当時初めて発売した6柄の機会印刷(サーフェイスプリント)で生産されたものの一つです。サーフェイスプリントは、木型印刷の仕上りのように表現された機械による印刷で、今でも限られた工場で生産が継続されています。
Sunflower
LW-757
このエレガントなアトリエで製作されたデザインは、1879年頃に初めてブロックプリントで印刷されたウィリアム・モリスの壁紙、“サンフラワー・ひまわり”からイメージされています。
Willow
LW-758
このテデザインは、もう少し複雑なウィロー・ボウの前身で、大変人気を博しました。
Acorn
LW760
このデザインのオリジナルは、1879年、ウィリアム・モリスによってデザインされています。樫の木の枝と、どんぐりが対象をなす調和のとれたデザインになっています。
Bird&Anemone
LW-761
モリスは1881年、マートンアビーの工房に数々の手作業の仕事を移しました。この工場で、雄大な自然とテムズ川に囲まれ、壁紙や布の美しいデザイン製作に励みました。この柄は1881年にマートンアビーでデザインされた、壁紙・布の両方に使われた数少ないパターンの一つです。