愛知の現場チェック、外壁のそとん壁の下塗が終わっていました。
自然由来の左官壁は杉の軒天との相性も良さそうです。
内部では左官屋さんが壁の中に土を充填していってました。
温暖なこの地域では、夏の冷房期にこの土のミネラル質が効果を
発揮する予定です。
土は、素早く吸熱・吸湿します。土は熱容量が大きいため
熱をたくさん蓄えることができ、室内の温度や湿度の変化を緩やかにします。
日本でも古くからその効果を土蔵などに使ってきました。
現場チェック時、いいお天気で気温が上昇した昼間はこの建物に入ると
ひんやりとした蔵の中にいるようでした。
施工が進むにつれて、どんどん内部の環境が変化していくのを
肌で感じられて面白いです。