ひょうごの木

先日、宍粟にある森林林業技術センターに講習会に行って来ました。

 

内容は県産木材を建築にもっと活用するスキルを身に着ける講習です。

梁など、強度が求められる箇所には米松などの外材が多く使われてきましたが、

こうやって実際に米松VS杉の大梁材の破壊試験を目の当たりにすると、杉材も等級区分をちゃんと選んで

サイズを工夫すれば、米松にも負けない曲げ強度があることが実感できました。

 

今現在戦後に造林された直径40センチほどの大径材がまだまだ余っているそうです。

 

最近はCLTをつかった大規模木造建築も増えていますが、住宅の分野でも、兵庫県の木をもっと積極的に使って

山が循環するお手伝いができたらいいな、と思いました。

 

とみんぐ
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