まんなかキッチンの家
着々と進行中です。
こちらのお家では電磁波対策を行っております。
近年の住宅では電化製品が増えたこともあって
電気配線がものすごい量になっています。
分電盤に集まってきた滝のような配線たち。
電線に電気が流れると60センチくらいまでは電磁波が発生するので
配線がたくさん集まってくる分電盤などは居室からなるべく離れたところに配置しています。
それでも長時間滞在する寝室やリビングなどで近くに電線が通っている場合は
人に帯電する可能性があるので電流を通して地中に逃がすシートを施工します。
1階の天井裏で配線されることが多いので
主に2階の居室の床と壁は1mまで施工します。
このシートにアース線を接続して、アース棒を通じて地中に逃がします。
そしてボードを貼る前に電磁波測定を行いました。
まだ電線に電気は流せないので
現場にある延長コードにて測定
延長コードをそのまま測定すると
430V/m
北欧で定められているのが25V/m以下なので大幅に基準を超えています。
次にシート越しに測定してみると
10.7V/mまで下がり
しっかりアースが取れていることが分かります。
目に見えないものですが、数値で測定することによって安心材料になると思います。