100年つづくものづくり
2020年9月12日
兵庫県立美術館で開催中の
ファッションデザイナー皆川明さんの展覧会に行ってきました。
皆川さんのブランド「ミナ ペルホネン」は、せめて100年つづくブランドにという想いから始まり、今年で25年ということで、その歴史や今までの作品、つくり出す工程、愛用されている方々の想いなど、いろいろな側面から見ることができました。
個人的には刺繍がめちゃくちゃかわいくて心を奪われましたが、それ以上にアイデアノートに書かれている言葉などが心に刺さったりと、何かと心を揺さぶられました。
そして皆川さんが構想している宿「シェルハウス」のプロトタイプも展示されていました。
皆川さんの構想を元に、建築家の中村好文さんが設計をされていました。
独特の形状ですがすごく心地よさそうな空間になっていました。
キッチンもちゃんと作り込まれていて素敵でした。
つくり出すものに想いがこもっていると大切にしたくなりますし、長く愛用したくなる、そんな好きなものに囲まれて過ごしたいという想いと、同じものづくりに携わっている者として、作り手の立場としての姿勢がとても勉強になるいい機会になりました。