すみれだよりバックナンバー

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2015年度

2014年度

2013年度

2015年 冬

無用の用

日に日に秋が深まり、天高く爽やかな青空が広がるこの頃、皆様お変わり無くお過ごしでしょうか。
私たちすみれスタッフは皆様に毎月頂くご紹介や繰り返しのご注文のお陰で、相変わらず忙しくさせ
て 頂 い て お り ま す 。皆 様 の 日 頃 の ご 愛 顧 に 心 か ら 感 謝 申し 上 げ ま す 。今 年 も 気 付 け ば あ と 二 月 、気 忙
しい季節が近づいて来ておりますが、私はこのところ、(元来のおっちょこちょいの性分もあり、)スケ
ジュールミスや忘れ物などの失敗が続きました。
無駄な事をした、無駄な時間を過ごした、と反省する事しきりですが、(これも元来の、笑)持ち前の前
向 き さ を 発 揮 して 、失 敗 を 後 悔 す る で け で は 無 く 、何 か プ ラス に な る 様 に 心 が け て い ま す 。先 日 も 、あ
る経営者の講演を聴きに行く日を間違えて大阪に無駄足を運んでしまいましたが、たまたま会場の近
くで行なわれていたLIVING&DESIGN展に立ち寄る事が出来て、またそこで神戸の女性デザイナー
の方とご縁を頂く等、普段の暮らしの中ではなかなか巡り会えない貴重な体験をする事が出来ました。
無駄な事って、一概に悪い事ばかりではないと改めて(前向きに)感じた次第です。(笑)
無駄な事というと、10年程昔、とある方に弊社の経営方針について、『無駄だ!』と指摘された事があ
り今もそれは忘れる事が出来ません。
それは、大工の正規雇用に踏み切った時で、「イマドキの工務店は何処も職人は全て外注にして、必
要な時だけ工事を依頼するのに時代と逆行している、人員の在庫を抱えるなんて無駄以外の何者で
もない」と厳しい口調で言われました。私自身、元職人であり、自分自身の体験を通して『まともな仕
事 を す る に は 、安 定 し た 生 活 基 盤 が あ り 、将 来 に 希 望 を 持 た な け れ ば な ら な い 』と 言 う 想 い が あ り ま
した。長年苦労を共にして来てくれた大工達を正社員として雇用することは事業を行う上で一つの目
標だっただけに大きなショックを受けました。その時、私は、「我々はモノづくりの会社です。作り手を
守り、育てなければ未来はありません」と言い返し、今に至ります。
正 社 員 として 大 工 を 雇 用 す る 様 に な って か ら 、職 人 に 対 す る 教 育 の 場 を 持 つ 様 に な り 、技 術 面 だ け で
はなく、コミュニケーションや人間性等の向上を目指して切磋琢磨して来たことで、(至らない点はま
だ ま だ あ り ま す が 、)現 場 の 品 質 を 向 上 さ せ 、皆 様 の 想 い を カ タ チ に す る お 手 伝 い が よ り 良 く 出 来 る
様になったと思っております。
無用の用とは老子の言葉ですが、「埴をうちて以て器を為る。その無に当たりて器の用有り」と言って
い ま す 。粘 土 を こ ね て 器 を 作 る 。器 の 中 に あ る 空 間 は 一 見 無 用 に 見 え る が 、そ の 空 間 が あ る か ら 器 が
作 れ る の だ と 。ま た 、有 用 な 土 地 が あ っ た として 、そ の 周 り の 無 用 な 土 地 を 掘 り 下 げ た ら そ の 土 地 は
果たして使えるか?と問答の中で説いたとのことです。
『荘子』も「人は皆有用の用を知るも、無用の用を知る莫きなり(人はみんな明らかに役立つものの
価 値 は 知 って い る が 、無 用 に 見 え る も の が 人 生 に お い て 真 に 役 立 つ も の だ と は 知 ら な い )」と 言 って お
り、古来より私と同じ様に一見無駄だと思える事の本当の姿を考え続けて来た事が伺えます。(笑)
結 局 、無 駄 な 事 も そ れ な り に 意 味 を 持 って い て 、全 く 無 意 味 で は な い 事 は 明 ら か で 、そ の 奥 に 隠 さ れ
た真理や原理原則に焦点を合わすべきなのだと思います。
こ れ か ら も 目 先 の 事 だ け に 囚 わ れ ず 、無 駄 だ と 思 う 、で も 大 事 な 事 を 切 にしな が ら 、し か し 極 力 お っち
ょこちょいはやめる様に気をつけたいと思います。
時は金なり、これから慌ただしくなる年末に向けて、やっぱり時間は有効に使わないと、ですね。(笑

2015年 夏

読書のススメのススメ

今年は初夏の雨が多かった分、梅雨に青空を見る機会も多いように感じます。しばしば夏日のある今
日この頃、皆様変わり無くお過ごしでしょうか?
先日、ご縁で小説家の喜多川泰さんの講演に夫婦揃って参加し、最近は著書を読み漁っております。
若者の日常を舞台とした分かりやすいストーリー、人としての在り方や人生に向き合う姿勢を織り込ん
だ世界観、これらには身につまされるものがあります。何より娘に読んでもらいたく、せっせと買い込んでは、まずは自分で読んでいます。(特に男の子には上京物語がお奨めです。^ ^)
喜 多 川 さ ん の 最 新 刊『 書 斎 の 鍵 』は 、読 書 の 素 晴 らしさ 本 が 持 つ 人 生 へ の 影 響 力 に つ い て 、読 書 愛 と
も言える大きな愛情を以って上梓されています。
実 は 私 、本 屋 の 倅 で して 、子 供 の 頃 か ら 本 に 囲 ま れ て 育 って き まし た 。狭 い 団 地 に 住 ん で い た に も 拘 ら
ず父親の部屋というか、書斎というか、壁という壁が本棚に埋め尽くされた部屋があり、そこには新旧
洋邦問わず様々な本が並べられていました。背表紙のタイトルで気になったものを片っ端から読んで
いたのを覚えています。
特に、国盗り物語や播磨灘物語、徳川家康や織田信長等の戦国時代の長編小説には血沸き肉踊る
思 い で む さ ぼ る 様 に 読 み ふ け って い まし た 。本 を 手 に 取 って 開 け る だ け で 、タ イムマ シ ー ン の 様 に 過 去
へ、どこでもドアの様に遥か遠くへ旅をすることが出来ました。
『読書は間接体験やで』と、子供の頃に父親に教えられ、最近特に「その通りだ」と思います。実は長
い間、ビジネス書以外の本から遠ざかっていたのですが、数年前に一変し、小説を解禁しました。
以前は休みもあまり無く、プライベートの時間など全く持てませんでした。それが就寝前の一時間を
読書に充てることで日常からかけ離れ、物語の主人公になりきり感情を揺さぶられる様になりまし
た。それは、風呂で心を洗い流すような感覚で、今では何にも代え難い重要な時間となっています。
そんな体験を事細かに代弁してくれている本が『書斎の鍵』です。
子供の頃、私が読書で得た『間接体験』は、少なからず後の人生に影響を与えています。今となっては
「学校での勉強の数倍は為になったのでは?」と思うぐらいです。
な の で 、出 来 る だ け 人 に 読 書 を 奨 め た い の で す が 、イ マ ド キ 読 書 を 一 生 懸 命 す る 人 は 少 な く 、特 に 若
者の中では少数派です。
しかし、私は一冊の本との出逢いで人生を大きく変えることが出来たこ
と を 確 信 し 、本 に そ の 力 が あ る こ と を 知 って い ま す 。そ の た め 、出 来 る だ
け多くの人、特に若者に対して読書習慣を奨めたいとは思うのですが、
「何故奨めるのか」という理由を説明するのが億劫というか照れくさい
と い う か 、、で 、あ ま り 強 く 奨 め ら れ て お り ま せ ん 。
し か しな が ら『 書 斎 の 鍵 』に は 、私 が 伝 え た か っ た こ と が 全 て 理 路 整 然
と 記 さ れ て あ り 、し か も 、喜 多 川 さ ん 独 特 の ス ト ー リ ー に 引 き 込 ま れ て 行
くうち に そ れ ら が 伝 わ ってくる 秀 逸 な 一 冊 で す 。い わ ば 、読 書 の ス ス メ
の本です。
この本自体で人生が変わるかどうかは分かりませんが、この先に続く読
書の世界にはきっと人生を大きく変えるきっかけが無尽蔵にあると思
います。
特に若者には、これからの人生を価値あるものにすべく、出来るだけ多くの間接体験を持ってもらいたいと思います。
皆様も今一度(若者に)心に残る本 、読書の習慣を奨めて頂ければ幸いですし、出来れば私にも良い本があるよと、ご紹介頂ければ尚嬉しく思います。

2015年 秋

福の神

暑かった夏も漸く峠を越して、伊川沿いでは朝夕、海からの涼しい風が吹くようになりました。
とはいえ、まだまだ日中は残暑厳しい日も有りますが、皆様、お変わり無くお過ごしでしょうか?
私にとって、またすみれにとっても今年の夏は色んな事がありました。嬉しかった事、楽しかった事、辛く悲しかった事、苦しかった事が入れ替わり立ち代わりにやって来て、人生を「禍福はあざなえる繩の如く」と古の人は言われましたが、まさにその通りだと思うことも。
同じような例えとされる「人生万事塞翁が馬」との中国の格言や、いい事と悪い事は同じだけ起こるとされる「振り子の法則」は世の東西を問わず、広く言い伝えられているようです。また、ガリレオガリレイが発見した振り子の等時性では、振り子の長さが同じならば、大きく揺れる時も小さな振れ幅の時も結局振り子が刻む時間は同じ。なにか人生にも通じるものがある様に思ってしまいます。
人間誰しも、悪い事、悲しい事を好き好んで受け入れたいとは思いません。出来ることならいい事、楽しい事ばかりが起こって欲しいと思いがちです。しかし、残念ながら人生はそんなに都合よく出来ていないようで・・・。
そんな時、ある本に書いていた事を思い出す様にしています。それは、『「福」に憑かれた男』という福の神の話で、主人公に憑いた「福の神」は彼に次々に大きな難題を降りかけます。書店の経営者となった主人公は売上げの低迷、駅前に大型競合店の誘致と次々に難問を仕掛けられて、挙げ句に店を畳むことを決意する始末。それだけを見ると、まるで「貧乏神」に取り憑かれているようですが、貧乏神は逆に目先は簡単に小銭を稼がせてくれる様で、福の神は「もうダメだ」と思うくらいの難関を次々に与え、それを打破する決意をすることで、人生の成功に向けての本質的な行動を喚起され、人生を自分が求めるカタチの成功に導いてくれるというストーリーです。
厳しく、辛い状況が大きい程、成功へのきっかけを掴むステップになると、まさに上述した「振り子の法則」そのものです。
そして、福の神に憑いてもらえる人には条件がとのことです。それは、
1. 人知れず良いことをする
2. 他人の成功を心から祝福する
3. どんな人に対しても愛を持って接する
以上の3つとの事で、この3つの条件を人生を通して貫くことが出来る人には、福の神が憑いて(ありがた迷惑にも思えますが)無理難題を山の様に持って来てくれるそうなのです。
少し見方を変えると、「在り方」を正し、誠実に、真摯な生き方を選択することから始めて、目先の利益に囚われる事無く、少しずつ、しかし確実に周りの人からの信頼を得ていくべし。という、私が毎月社員や同業者向けに主宰している塾でいつも提唱している原理原則に沿ったマーケティング理論と全く同じことを書いています。
とはいえ、実際は、辛く悲しい出来事を、「チャンスがやって来た。ラッキー」とは思えたりはしませんし、そこでニタリと笑うのはおかしいです。しかし、どんな問題も、どんな悲しいことも、乗り越えなければならないのが人生であり、また誰もが乗り越える力を持っていると思っています。「福の神」の存在を信じながら、真摯に誠実に人生に向き合って生きたい。そんなことを思う夏でした。

2015年 初夏

若者達への提言、「求めよ、さらば与えられん」

皐月。一年で最も爽やかで気持の良い季節となりました。
皆様お変わり無くお過ごしでしょうか。
先月は花冷えでしょうか、4月にもかかわらず気温が大幅に下がり関東では満開の桜に雪が積もるという珍しい景色が見られたらしく、神戸でも六甲山頂では少しですが積雪があったようです。
暖かくなりかけてからの急な冷え込みはあまりいただけたものではないですが、「花冷えのお陰で、入学式まで桜が満開のままでいてくれた!」と喜ばれた方も多かったのではないでしょうか。
実は私もその一人で、今のすみれ本社ビルが竣工した時に小学校に入学した娘がこの春、高校の入学式を迎えました。
私が社会に飛び出した年齢に近づき、なんだかホッと一息ついた感じです。

「高校にもなって、入学式に果たして父親が行くものなのか?」と少し躊躇しましたが、桜が入学式のおめでたい気分を盛り上げてくれたことも有り、一生に一度のことだと思い返し、娘が通う高校まで行ってみました。

行ってみると、入学式での校長先生の式辞がとても素晴らしく、気付かされることも有ったりで、強く印象に残る日となりました。
校長先生は式辞の中で「高校生として新たな一歩を踏み出される学生たちに意識して欲しいこと」と、3つのことを述べられました。
その3つとは、
1.広く知識を学び選択肢を広げる   2.多くの体験をする   3.いろんなことに挑戦する

これからの日本を背負って立つ若者たちに贈る言葉としてはぴったり!さすがやなぁ、としきりに感心しておったのですが、同時に我々、大人になり若者を導く立場になった今、この3つをどれだけ自分たちが実践できているだろうか、とふと考えました。

忙しい日常にかまけて新たなことを学ぶという姿勢がなくなってはいないか、慣れ親しんだ環境で惰性に入り込み新たな環境に身を投じることにためらいをしていないか、今まで経験していない新しいことにチャレンジをしているのか、若者達にやってもらいたい、と言う前に私たち大人も自分の胸に手を当てて、人間としての成長を目指す意識を持って日々暮らしているかを今一度問いなおしてみるべきではないのかと。
社会に出て働き出すと目の前の仕事、片付けなければならない煩雑な出来事で一杯の日常に埋もれてしまいがち。
しかし、目の前のことに囚われ、人間としてのさらなる成長を置き去りにし、今持っている少ない知識の中で全ての選択を捌こうとするのはおごり以外の何でもないように思いました。
もっと謙虚に何ごとにも向き合い、自分を磨き、挑戦する気持を持つべきではないか、と改めて。
次世代のこの国を担う若者達に期待すると共に、私たち大人が身を以て示すことの重要さに気付かされた次第です。
新約聖書に「求めよ、さらば与えられん」という言葉が有ります。若者に強く求めることで自分達も襟を正す機会を与えられ、成長出来るきっかけになる。という意味も有るのかしら、なんて考えてしまいました。(たぶん間違った解釈です、笑)
いくべきか、やめとこか、随分迷いましたが娘の入学式に行って自身を見直すいい機会を頂くことが出来ました。
若者に胸を張って成長への努力を求めることが出来る大人を目指したいと思います。

2015年 春

『あたたかい』と『しあわせ』の親密な関係。

古くから三寒四温と言われるこの季節、ゆっくりではありますが、ようやく春の訪れを感じられる様になってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この冬は例年になく早くから関東以北で大雪が降り、全体的に寒かった印象です。
寒い冬には暖かいものに心を奪われがち、我が家でも「今日は寒いね」を合言葉に夕食に鍋を囲む日が多かったように思います。
私は仕事の都合で、娘は受験のための塾通いで。普段なかなか家族揃って食事を とる機会が持てない中、夕食が『鍋』となると何となく時間を合わせて食卓を囲もうとするから不思議です。
暖かい食事と共に、なんて事無い会話を交わしながらの家 族との時間は気持も少しほっこり。そんな風に考えると寒い冬もそれはそれで悪くないな、なんて思ったりします。
この冬に流行した『あったかいもの』というと、『クマムシ』という漫才コンビのネタの中の『あったかいんだからあ~』という歌がずいぶんと流行ったようです。
私はテレビを殆ど見ないので、その辺りの流行には非常に疎いのですが、漫才だけではなく歌のCDリリースまでされた様で、ずいぶんと好評を博していると、中学生の娘に教えてもらいました。
私の個人的な見方ですが、漫才(と言うよりコント?)が面白いから人気があるのかというと一概にそうでもなく、以前から使っていたネタが寒い冬になり無意識のうちに暖かいものを欲している人々の心にヒットして一気に広がったのではないかと考えています。(娘はそんな事無い、と否定すると思いますが、笑)
寒い=辛い、暖かい=幸せという固定観念が多くの人の意識にあり、特に寒さが 厳しい折は『あったかいんだから~』というフレーズを連呼するのは衆目を集め、好感を持たれるのに非常に効果があったのではないでしょうか。(私見です。笑)
鍋にしても、歌にしても暖かいものが小さな幸せを運んで来るのなら、私たちはもっと暖かな住宅を提供する事を心がけなければと思う次第です。
冷えは万病の元、と昔から言われますし、最近は断熱効果が高い住宅に住むと風 邪や喘息等の疾患の発症が少ないとの研究結果が複数の国の調査機関で発表されています。
もしかしたら思っている以上に『あったかい』と『幸せ』は深く結びついているのかも知れません。
もうすぐやって来る春爛漫、全ての人にあたたかいという幸せが降り注ぐ素晴らしい季節の到来を喜び、楽しみたいと思います。
これから草木は芽吹き、花が咲き誇るとても良い季節になりますが、同時に季節の変わり目は体調を崩しやすいとも言われます、皆様に於かれましてはお身体にくれぐれもご自愛頂き、あたたかな春をお楽しみいただければ幸いです。

2015年 新春

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
4名の大工職人の集団から始まったすみれもおかげさまで 15期目を迎えることとなりました。ご縁を頂いたお客様皆様の温かなご支援を頂き大過なく新しい年を迎えられたことを心より感謝申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い致します。
新年というと、目標や指針を見直す絶好の機会であり、私もご多分に漏れず年末からあれこれと想いを巡らしておりました。今年はどの様な取り組みで、『事業の目的』=『建築業を通して地域社会への貢献』の具現化を進めるか、という難しい命題に取り組む訳ですが、その考えをまとめるにあたって年末に非常に良いヒントを頂きました。
先日、とある取材を受けた際、改めて「座右の銘は何ですか?」と言う質問を受けました。対して私は、「ありきたりかも知れませんが『一期一会』です。」と答えました。
「良く耳にする言葉ですよね」とその担当者が言われたので、その意味を聞いてみると、「人との一度の出逢いを一生の出逢いの如く大切にし、また感謝をすることだと思います。」とのこと。もちろん間違ってはいないのですが、私が座右の銘として常に意識し続けているのは少しばかり違った意味があります。茶の湯の世界で一期一会のおもてなしをするには平素から茶室のしつらえを万全にしておかなければ、急な客人に満足なおもてなしは出来ないと言われます。野にある、と言われる様に床の間に自然に季節の茶花を毎日活けるには、一年間通して花畑の手入れをしてこそ出来る、言い換えると日々の精進なくして、一期一会のおもてなしなどあり得ないのです。
起業した頃、なんの取り柄も無い自分に出来る事を考え抜いた挙げ句、地道にコツコツと小さな歩みを進める事しか出来ないと悟り、自分との約束を守る事、成長の為の毎日の習慣を持つ事に執着して来た私にとって、『一期一会』はまさしく常に席の右側に置いて自らの言行を戒める言葉です。
そのようなことを改めてその担当者に説明する事で、今年一年の取り組みについての気付きがありました。それは、毎年新しい事にチャレンジするばかりではなく、自らの座右の銘に従って、今まで行なって来た取り組みを今一度見直し、琢磨と継続をする事が重要ではないか、という事です。
小さな倉庫兼事務所から現在の本社ビルに移転してちょうど十年。
この機会に今年は足元を固める一年としたいと思います。
そして、皆様に於かれましても素晴らしい一年間となります様に心からお祈り申し上げます。本年もスタッフ共々、すみれを宜しくお願い致します。

2014年 冬

思考の現実化と習慣の親密な関係

しばらく朝夕は肌寒くなり秋も深まってきたのを体で感じるようになりました。
体調を崩しやすい季節の変わり目、皆様お変わりありませんでしょうか。
私事ですが、このたび初めてフルマラソンに挑戦することになりました。

2年ほど前に、少しは健康に気を付けようと思い一週間に一度のウォーキングを始めたことがきっかけで、少しずつ走るようになり、いつしか20キロぐらいは平気で走れるようになったのに調子付いて、ひょんなきっかけをいただいて、チャレンジしてみることにしました。

振り返って考えてみると、少し前までは40代後半、というより50歳を前にして40キロ以上も走ることに挑戦するなんて夢にも思っておりませんでした。

しかし、おとといの念頭に「今年の夢」を書き出した中に「フルマラソンを完走する」と何となく書いていたのを最近になって思い出しまして、確固たる根拠がなくても自分が言葉にしたことって(一年遅れになったという割引はあるにしても)現実になるものだなぁと自分事ながらに驚きました。

ナポレオンヒルの「思考は現実化する」という有名な本がありますが、あながち間違っていないというか継続して努力を積み重ねることによって自分が影響を及ぼす、もしくはコントロールできる範囲が広がっていき、その範囲に入ったものが次々と現実化していくのがと改めて理解した次第です。

継続は力なりとよく言いますが、特に、体力、健康の維持には日々の積み重ねが顕著に表れるのかもしれません。
スポーツの秋真っ只中、身体を動かすには最高の季節となっております。そして、老若男女を問わず、健康は何物にも代えがたい宝です。皆様も、できる範囲の簡単なことから取り組まれてはいかがでしょうか。
思いがけない成果がきっと手に入ると思います(笑)
自ら動き、健康を維持、促進するという積極的な意識も持ちつつ、くれぐれもご自愛くださいませ。

2014年 秋

笑門来福考

夏の盛りもそろそろ過ぎ、朝夕は涼しい風が吹き始める季節に移る頃、とはいえ日中はまだ厳しい暑さが残りますが、皆様お変わり無くお過ごしでしょうか。
さて、最近私の中で大きな変化がありました。
それは、家族の一員が増えたこと。
3ヶ月程前に社屋の看板の前に1匹の生まれたての子猫が段ボール箱に入れられ置かれておりました。
捨て猫、と言うよりは置き猫といった方がいいのでしょうか。
とにかく看板の前に置かれた目も開いていない子猫を見過ごす訳にはいかなくて、とりあえずミルクをあげないと!とスタッフ総出で世話を焼き、何とか元気に育ってくれまして、今ではすっかりすみれ事務所のアイドル
の座に君臨しています(笑)。
生まれたての子猫のかわいさというと周知の通りだと思いますが、実際に一緒に暮らしてみるとそのかわいさは「ねこかわいがり」という言葉がある様に、とにかく「かわいーなー」を連発してつい構ってしまうくらいです。
50歳を控えたオッサンが野太い声で「良い子やなー」「かわいーなー」と言って子猫とじゃれている姿に若干のブーイングも起こっておりますが、帰宅すると食事からベッドまでずっと一緒にじゃれています。
このところ、そんな毎日を過ごしていて思ったのは、子猫を可愛がっている時って間違いなくしあわせな時間だ、という事です。いつもニコニコ笑っている。
「よしよし、良い子やなー、かわいいなー」と言いながら不機嫌だったり辛いなーと悩んだりしている事はなく、仕事で色々な事が有ったにしてもその時は完全に切り替えてしあわせな気分になっているのです。
『しあわせ』とは現象の事ではなく、そう感じる自分自身の『状態』の事だと改めて感じたのですが、同時に、人(猫でも、笑)の事を大事に思い好意を持って接することでしあわせを感じる『自分の心の状態』を作れる様になるのではないか、と考えました。
そう考えるとすっかりオッサンになって長い間忘れ去っていた、カワイイと言う感覚を強烈に思い出させてくれた捨て猫、いや、置き猫は天からの授かり物かもしれないな、なんて思ってみたり。(笑)
笑う門には福来る、招き猫が福を呼ぶと昔の人は言った様ですが、猫が福を招くと言われた理由が分かった気がしました。
とにかく、日々笑顔を絶やさぬ様に過ごそうと思う今日この頃、皆様もご機嫌に過ごされますよう、お祈り申し上げます。

生活お役立ちメモ vol.7 断捨離する!

捨てる決心がつく5つの言葉
家を片付けるにあたって、一番効果的なことは溜め込んだ物を減らすことですが、
問題は捨てる勇気が出ないことではないでしょうか?
私もつい下記の言い訳をしては捨てられないのですが、そんな時には『』の言葉を
自分に言い聞かせてみてください。
1.思い出がいっぱいあるから。
  『詰め込んでいるだけで、ろくに見返すこともないのに。』
2.頂きものだから捨てられない。
  『お気持ちはありがたく頂きました。』
3.買ったとき高かったからもったいない。
  『今では二束三文。それよりもスペースがもったいない。』
4.とりあえずおいておこう。捨てるのはいつでもできる。
  『先延ばしするなら期限を決めよう。いつまでおいておく?』
5.小さなものだから邪魔ではない。
  『ちりも積もれば山となる。』
いかがでしょうか。自宅の片付けにはもってこいのさわやかな秋の季節、思い切って少しでも物を処分できるといいですね。

2014年 夏

習慣が変われば人生が変わる

暑中お見舞い申し上げます。今年も早くも半年が終わり、気付けばもう7月、本格的な夏の到来です。
今年の梅雨は心なしか降雨量が少なかった様に思われ、夏の厳しい暑さが気になるところですが、皆様お変わり無くお過ごしでしょうか。
私事ではありますが、50歳を前にして今年からマラソン大会に出場する挑戦を始めました。4月は加古川の河川敷を走るみなもロード20kmマラソン、先月はフラワーセンターを周回する10kmマラソンに出場しました。
目標タイムを決めて、10kmの道程をひたすら走ると言うのはなかなか厳しいもので、半分くらい走ったところで目標タイムはおろか、完走さえも諦めようか、と思った程ですが、周りの人に引っ張られる様に何とか走り切ることが出来ました。
走り終えてみると、その充実感というか達成感はずいぶん大きなもので、中年になって自分の身体でこのような達成感を得る事が出来た事を本当に嬉しく思い、今年はなんとか神戸マラソンに出場して完走の美酒を味わいたいと目論んでおります。
実は、このような趣味が以前からあった訳ではなく『走る』という事を始めたのも45歳を過ぎた2年程前からです。急激な体力の衰えを感じ始め、これはまずい、と少しだけの運動を毎日取り入れることと、週に一度だけジョギングをする様になりました。
最初はジョギングと言うよりウオーキングと言う方が正しいくらいで、ほぼ歩いている状態でしたが、継続している内に、少しずつ走れる様になって、この1年くらいは毎週10km強をゆっくりですが無理することなく走れる様になりました。
毎朝5分程度の運動と週に一度のランニング。これ以外はなんの取り組みもしていませんが、体重は15kgくらい減り、マラソン大会に出てみようと思う位に若い頃の体力に戻りました。おまけに、悪かった肝臓も治り、数値はすっかり正常値をキープ、寿命が20年延びました。(笑)
人生の中で重要な事はたくさん有りますが、何をさておいて『健康』より大事な事はないというのは一つの真実だと思います。しかし、失って始めて分かる、と言いますが、元気な状態を保つ為の行動ってなかなか取り組めないものです。忙しく走り廻る毎日ですが、少しの時間を習慣に置き換えるだけで人生が大きく変わるという事を今回のマラソン大会出場で改めて実感することになりました。
健康の次は仕事でもしっかりと習慣の力を使ってスタッフ共々皆様のお役に立てられる様になりたいと思う今日この頃、ヒンズー教にこんな教えがあったのを思い出しました。

心が変われば、態度が変わる。 態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。 習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。 運命が変われば、人生が変わる。

気温が上がって身体の代謝も上がる季節、健康維持に身体を動かす事に取り組まれてみては如何でしょうか?

生活お役立ちメモ vol.6 経口補水液レシピ

熱中症の流行をきっかけに注目され出した経口補水液。
市販の値段の割にはカンタンに作れてしまいます。
そこで、家庭でできるお手軽レシピを紹介します!

そもそも経口補水液とは
経口補水液とレモン食塩とブドウ糖の水溶液のことで、医療では脱水症状の処置に使われています。成分の濃度がヒトの体液に近いため、清涼飲料水に比べて速やかな水分とエネルギー補給が可能です。熱中症の応急処置にうってつけの飲料です。
最低限必要なのは、水と塩と砂糖だけ
経口補水液は、ほぼすべての家庭にある材料だけで作れます。

気を付けるところは正確な濃度
材料こそありふれていますが、無作為な塩水や砂糖水で代用できません。経口補水液はただの塩(+砂糖)水ではなく、吸収率の高い濃度がポイントなので、計量には特に注意が必要です。

材料(1リットル分)
水:1リットル 食塩:3g 砂糖:40g レモン果汁(少々)を入れると、スッキリ飲みやすくなります。
※浄水で作る経口補水液は、水道水で作ったものに比べて雑菌が繁殖しやすく、衛生上問題があるため、作り置きは控えた方が安全です。
万全の暑さ対策で、良い夏をお過ごしください(^^)

2014年 春

3.11に思うこと

東日本大震災から3年が経ちました。3年と言う時間を耳にして脳裏をよぎったのは神戸の震災後の事です。それから続く大災害の引き金となったと言われるあの都市型大地震はそこに住んでいた私たちはもとより、全国の国民が震撼した大事件だったと思います。
そして、その復興には文字通り北海道から沖縄まで全国のダンプや重機を持つ建設会社が集まりました。急激に進んだ復興事業の工事については様々な問題もありましたが、それでも各地から多くの人、企業が集まってくれたことにより、神戸の復興が当初の予想を遥かに越えて急速に進んだのは事実だったと思います。そして、私たちが携わる建築、建設業の観点では神戸はたった3年である程度復旧、復興の目処をつけたのでした。そう考えると、今の東北の現状は非常に厳しいもので、神戸の時にはなかった地震、津波という天災だけではない、原発事故という見方によっては人災の影響の深さ、大きさを考えずにはいられません。
3年前のあの日、私は神戸の会議室でチームビルディングの考え方についての講義を受けていました。ビルの7階だったと思いますが、大きな揺れを感じ、座学を中断してネットのニュースに見入った事がつい昨日の事の様に思い出されます。その後、次々に明らかになっていった津波によるあり得ないような惨状を息をのんで見続けながらも、実は心の奥底では全く他人事として冷静に見ていた自分に自己嫌悪に陥ったりしました。神戸の震災を関東で見ていた人の気持ちってこんな感じか、と悲惨な震災を実際に体験していても、結局当事者にならなければ痛みを感じることが出来ない人間の性を悲しく思ったり。そして、その後に襲ってきたのはどうしようもない激しい無力感でした。
なにかしなければならない、しかし、なにもできない事の歯痒さに悶々とした日を過ごしたのは今も忘れる事が出来ません。とはいえ、毎日の生活は容赦なく目の前で取り組まねばならない事、解決しなければならない問題を次々と連れてきて、否応無しにその対処をするだけで、沈み切った気持ちとは裏腹にそれなりに忙しく過ごさせてくれました。決して、あの時に感じた気持ちを忘れ去る事は出来ないし、忘れたくもないと思いますが、目の前の出来事を片付ける事を繰り返しながら、この3年間、無力な自分が少しずつでも前に進んできたのもまた事実だと思っています。
今回の3.11の報道では、津波で家族を失って決して癒える事のない悲しみを抱きながらも、明日への希望に目を向けて前を向いて生きて行こうとしている若者の姿が多く取り上げられておりました。原発の問題を含め、解決していな難しい問題は未だ多くあり、震災復興は終わっていない事を認識する事も重要ですが、私の目にはそれとは別に若者達が未来を見つめる姿勢がとてもたくましく、そして美しく映りました。無力な自分を再確認しつつ、それでもやはり未来に向かって前向きに向き合いたいと思う、それが私にとっての3.11という日なのかも知れません。
神戸の時の3倍を超える甚大な被害となった東日本大震災。
かけがえのない命を落とされた方々に心からご冥福を祈ると共に、あの日をどの様な困難も乗り越える人の強さを信じる日に出来ればと思います。

生活お役立ちメモ vol.5 玄米と健康

玄米美容にダイエットに体質改善に引っ張りだこな玄米。
もっとも身近なご飯の代替食として注目されて久しいですが、具体的な効能や注意点といった深い情報は意外と知られていません。
今回は見落とされがちなポイントを紹介いたします♪

ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含む
玄米が健康食といわれる所以です。除去されていない糠(ぬか)は栄養価に富み、体内の重金属を排出する働き(キレート作用)があると言われています。
胃腸が弱っている時はメリットがアダに
玄米は消化に悪いため、病気や熱・体調不良などで胃腸が弱っている際に食べると思わぬ負担をかけてしまいます。また、食が細い時に前述のキレート作用が吸収を阻害することもありますので、調子が悪い場合は玄米食を避けましょう。

農薬に敏感な人は、無農薬のものを
農薬の基準値は糠に含まれているものも考慮されているため、過敏になる必要はありませんが、微量の農薬も合わない体質の方には無農薬の玄米がオススメです。

調理を工夫すると白米とは違った魅力が
ボソボソした食感で敬遠されがちな玄米ですが、圧力鍋や圧力釜で炊いたり、半日ほど水に浸したものを炊くとモチモチした食感になり、驚くほど食べやすくなります。

必ずしも玄米>白米ではない
栄養面では玄米に軍配があがりますが、消化器への負担の少なさ、吸収のしやすさでは白米が優れています。体調や料理に合わせた柔軟な選択がベストと言えます。

2014年 新春

新年あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年も変わらず、すみれを宜しくお願い致します。
4名の大工職人の集団から始まったすみれも今年で14期目を迎えることなりました。
ご縁を頂いたお客様皆様の温かなご支援のお陰で今年も新しい年のスタートを切ることが出来ましたことを心より感謝申し上げます。
一年の計は元旦にあり。と良く耳にする諺があります。
新しい年を迎えて気持ちを新たに今年はどんな年にしようかと、前向きに想いを巡らすのがお正月特有の楽しい習慣になっておられる方も多いと思います。その諺を紐解いてみると、実は前後に節がありそれも二つの書物からの出典とされる説があります。
ひとつは、中国の「月令広義」にある、
一年之計在于春(一年の計は春にあり)
一日之計在于晨(一日の計は朝にあり)
一家之計在于和(一家の計は和にあり)
一生之計在于勤(一生の計は勤勉にあり)
もう一つは、同じく中国の「管子」に残されている、
一年之計莫如樹穀(一年の計は、穀を樹うるに如くはなし)
十年之計莫如樹木(十年の計は、木を樹うるに如くはなし)
終身之計莫如樹人(百年の計は、人を樹うるに如くはなし)
とのことです。
元旦に考えるべきは、一年で確実に実を付けて成果を上げれるようなコトが良い。
そして、生涯を通して継続して長期的に考えるべきは人を育てることである。
ということなのかも知れません。そんな訳で今年の私の元旦の計は、地域の農家さんとコラボして、住環境を提案する会社から地産地消(自産自省?)を基本とする食も含めたライフスタイルをご提案出来る企業へと進化することです。手始めに、すみれのスタッフと共に自ら畑に出て種を撒き、収穫することから始めたいと思いますので、安心で安全、そして新鮮なお野菜を皆さんに少しでもお裾分け出来るようになればと考えています。
そして、百年の計は昨年からスタートした人材育成の取り組みである『職人起業塾』を継続させて、世の中に貢献出来るようなしっかりした職人を世に出して行けるように務めたいと思います。
毎年、少しずつ進化し続けるすみれに(少しばかりの)ご期待を頂きながら、今年一年も変らぬご支援、ご愛顧を賜ります様、宜しくお願い致します。
そして、この一年が皆様にとって良きものとなりますように、心から祈念致します。

生活お役立ちメモ vol.4 冬場の乾燥対策

アロマ加湿器冬から春にかけて間に起こりやすい空気の乾燥は、肌荒れをはじめ火災や病気などのトラブルを招きます。 加湿器や加湿機能付エアコンがあれば対策は簡単ですが、全室完備はなかなかないかと思いますので、今回はお手軽にできる加湿のコツをお教えします。 
①短時間の加湿には濡れタオルが便利♪
表面積がそれなりにあり水分を含みやすいタオルは、濡らしたものを室内で乾燥させると、蒸発した水分が部屋の空気を潤してくれます。 
同様の原理で、洗濯物の室内乾燥には加湿効果が期待できます。
②ガスや石油が燃料の暖房器具を使う
電化製品の暖房は空気を乾燥させますので、石油ストーブやガスファンヒーターなどを織り交ぜることで空気の乾燥を緩和させられます。
蛇足かも知れませんが、ストーブとやかんの組み合わせは強力な定番加湿方法です。
※火災の原因となる恐れがありますので、やかんの空焚きにはくれぐれもご注意ください。
③プラスアルファが秀逸!アロマ加湿器
加湿だけでなく、ハーブの香りも楽しめるアロマ加湿器もオススメ。
個人でも来客のおもてなしにも使えるスグレモノです。
火を使うタイプのキャンドルやアロマポットに比べると火災の心配も少なく、お手軽にお使いいただけるところもポイントです。
加湿器をご検討の際の判断材料になれば幸いです。
※市販のオイルをアロマ加湿器に使用すると故障の原因となる場合があります。
 必ず加湿器対応のものをお使いください。

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2013年 冬

アイドル犬チャックがくれたもの

すみれの事務所にチャック(という犬)がやって来てもうすぐ3年になります。
創業当時からのお客様であり、娘もお世話になっている速聴教室『ことばの学校学ぶ塾』を主宰されているS様宅で生まれたのを娘が聞きつけ「どうしても貰いたい!」と言って聞かなかったのがきっかけでした。生まれてひと月程でやって来たチャックは事務所の中でコロンコロンと転がるように遊びながら、一躍すみれのアイドルとなりました。歯が生えだして電線を噛むようになってからはさすがに事務所の中から追い出されテラスへと移りましたが、成犬になった今もすみれのアイドルの地位をしっかりと守っています(笑)

チャックが来てから変わったことが色々ありますが、なんといっても一番は毎朝欠かさず散歩に行くようになったことです。秋も深まって来てやっと涼しくなり、最近はとても気持よく散歩に行っておりますが、もうすぐやってくる寒い冬の朝はやっぱり辛いもの。
しかし、季節の移り変わりの小さな変化を一年間を通して感じることが出来るのは素晴らしいことだったりもします。
そんな訳で、チャックのお陰でとてもいい新しい習慣が身に付きました。
そして、ひとつ習慣が出来ると、それに紐つけていろんなことを継続して出来るようになるものです。その中のひとつに、お朔日(ついたち)参りがあります。

元々、私は決まった宗教に信心している訳ではなく、せいぜい初詣と墓参りに行くくらいで、神社やお寺に足しげくお参りに行く方ではありませんでした。
それが、朝のお散歩のコースにある神社に散歩のついでに立ち寄るようになって、気がつけば毎月お朔日は欠かさずお参りに行くようになりました。

少しだけのお賽銭を納めて、先月の感謝と「今月もひとつ宜しくお願いします。」と、柏手を打ってお願いします。ご利益の程はさておいて、何となく、気持ちを新たに今月も頑張ろう!という気持ちになるから不思議です。そう考えると気持ちを切り替えることで助けられていることが結構あるのかも知れません(笑)
 
自宅のトイレにかかっている相田みつをさんカレンダーの詩の中に『お賽銭 百円玉一つ ポンと投げて 手を合わす お願い事の多いこと。』というものがあります。
欲深い自分を戒める言葉の様ですが、そもそも神様仏様にお願いすれば叶う、という事ではなくて、敬虔な気持ちになって静かに手を合わせる習慣を持つことを昔の人は大事にして来たのかも知れません。神社にお参りに行くかどうかは別として、月に一度日を決めて、感謝と気持ちを新たにする時間を持ってみられては如何でしょうか。
思いの外いいモノなのでおススメします。

生活お役立ちメモ vol.3 ヒートショックの応急対策

ヒートショックのリスクを軽減冬の住まいに潜む危険の代表格ヒートショックは、急激な気温差が要因とされています。
最善の対策は温度のバリアフリー(断熱・住宅設備のリフォームを活用した室温の均一化)ですが、起こらないかもしれないトラブルに対して予算を割くのは難しいのが現実です。そこで、なるべく少ない出費でリスクを減らしたい方のために応急対策をご紹介します。
※あくまで費用抑える点を重視した「補助的な対策」として、お考えくださいませ。 
①室温が低い部屋を暖める工夫
お風呂場の室温を高めるには、シャワーでの給湯が効果的です。脱衣場は室内換気や小型のヒーターなどで暖めてから使うようにします。
洋式トイレは室温に加えて冷たくなった便座にも注意が必要なため、暖房便座や便座カバーとの併用が理想的です。
②身体を暖めてから入浴する
寒い季節では、帰宅してすぐに入浴したいこともありますが、体温と室温、体温と湯温に開きがあのも良くない状態です。
③高齢者は一番風呂を避ける
ご高齢の方は、室温と湯温の差が大きい一番風呂は避け、二番風呂以降の入浴がオススメです。
④入浴前、入浴後の水分補給
水やお白湯で水分補給をします。お茶やコーヒー、紅茶、アルコール類は利尿作用により、せっかく補給した水分が出て行ってしまいますので入浴前には不向きです。
また、長時間の入浴も体内の水分を奪いますので入りすぎには気を付けましょう。

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2013年 秋

ほんの小さなきっかけ

4年連続4回目!今年も富士山に登って来ました。
「何回も同じ山に登ってもしょうがない、違う山に登ったらどうか?」という意見があり、私も「そうだよなー」と思ったりしています(苦笑)
しかしながら毎年登る富士山には、それぞれ違うドラマが、新しい気付きが、感動があります。
 
今年は、すみれの社員3名、友人と高校生になるその息子さんが一緒でした。
高校生ともなると、親子の対話などというものは非常に少なくなります。
お父さんは仕事に、息子さんは勉強や部活に追われる毎日の中、一緒に過ごす時間がどんどん無くなって行き、それは年を追うごとに加速していく傾向にあります。
親子二人で何かに取り組み、尚且つ達成するなんてことは今後滅多に無いでしょう。
彼らは今回(きっと)最後のチャンスをものにして見事、親子の絆を確かめられたようでした。
  
昨年、私は家族全員で富士登山にチャレンジし、しばらく実感として持っていなかった家族の絆を再確認しました。
その時、一緒だった友人の「来年は息子を連れて行きたいな」というつぶやきに心を動かされ、きっかけを作ってあげたくて私は今年も富士登山の企画を行なったのでした。
ほんの小さなきっかけ…自分ではなかなか行動を起こせなくても、きっかけさえもらえれば簡単に出来ることってたくさん有ると思います。多くの場合、そこには人とのご縁があります。
何となく持っている願望をカタチにするには、人との関わりが一番重要ではないかと思います。
 
私も4年前、強烈なお誘いのお陰で「いつかは富士山に登ってみたいなあ」という漠然とした望みをいとも簡単に(登るペースが分からず高山病には苦しみましたが…)実現できました。
そして、日本一高いところで見た日の出『ご来光』の美しさに今までにない感動を覚えたのです。
その時思ったのは「この感動をたくさんの人に体験してもらいたい」ということ。
 
私をお誘い下さった先輩経営者は2年前、突然この世に永遠の別れを告げられたのですが、私は先輩がして下さった何十分の一でも、今度はする側になれないかと考えるようになりました。
これは山登りに限らず、ご縁を頂いたたくさんの方のお陰で今の私たちがあるということを真摯に見つめながら、頂いたご恩を、カタチや対象が変わったとしてもお返しし続けるような生き方を出来ればと思っています。
 
夏の富士登山、ご興味がありましたら喜んでフルサポート致しますので、いつでもお声掛け頂ければと思います。特に、ご家族での登頂は言葉では表し難いほどの感動があります。
ご一考の機会となれば幸いです。

生活お役立ちメモ vol.2 秋の肥満防止大作戦

ウォーキング厳しい残暑を乗り越えれば、実りと収穫と味覚の季節。
天高く馬肥ゆる秋とはよく言ったものです。
「食べたいけど、痩せたい!」そんな悩めるあなたのために財布に優しいダイエット法をいくつかご紹介いたします!
 
①涼しいうちに運動を
秋の気温は運動に適しています。
紅葉を観賞しながらの風流あるウォーキングは、秋ならではの楽しみ方。
運動不足になりがちな寒い冬が訪れる前に、少しでも太りにくい体を作り、運動を楽しむ習慣を身に着けておくと、長続きしやすくなるのでオススメです。
 
②食事前に水を飲む
食前にコップ1杯の水を飲むと、過食を抑える働きが期待できます。
さらに、お白湯(さゆ)にすると内臓機能・体の循環機能が活性化し、より効果を高めるといわれています。
③清涼飲料水を避ける
飲むだけで大量の糖分を摂取してしまうジュース・缶コーヒー類は、ダイエットの敵です。
「カロリーのない人工甘味料でも太る」という研究結果もあるらしいので、ゼロカロリー飲料を過信しないように注意しましょう。
 
④規則正しい生活を!
「食事を抜かない」「夜中に食べない」「同じ時間帯に食べる」「睡眠をしっかり取る」など。
不規則な生活は、ホルモンバランスに悪影響を及ぼし、自己管理をより困難にします。

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2013年 初夏

すみれ的バリアフリー考

先日、親戚の叔父が亡くなりました。享年73歳。
若い頃からマラソンや登山が趣味だったこともあり、非常に健康的な生活を送られていた人でした。
私も子供の頃、山登りに連れて行ってもらったりして可愛がってもらっていただけに、もう少し元気でいてくれたら、と思ったりもしましたが、がんの手術のあとは身体が思う様に動かなくなり、大好きな山登りも断念してしまったということでしたので、それはそれで良かったのかも、と妙に納得をしたり。
葬列の際に遺影の元気な時の写真と闘病後のやつれた姿を見比べて「どんなに元気な人も必ず身体が自由に動かなくなるのだ」という当たり前のことに今更ながら気付かされました。

私も(いつかは)100%間違いなく、身体に障がいを持つ様になる、という事実。
最近、ランニングや玄米食など少しだけ健康に気を遣う様になり、体重が15kgくらい減って非常に体調が良く、なんだか若返ったような錯覚に陥っていた私にとってそれはある意味衝撃的でした。
住宅のバリアフリー化は、お年寄りや身体に障がいを持つ方のためだけに限らず、自分を含める全ての人のために必要だということを改めて再認識した次第です。

そして、家の中に潜む危険として一番問題とされているのが、ヒートショック現象と呼ばれる浴室やトイレに多く見られる室温の温度差です。
1年間に浴室で亡くなられる人の数が、交通事故で亡くなる人の数より多いというデータがあります。
バリアフリーな住宅を目指す最も重要なポイントは、段差の解消や手摺の取り付けではなく、家の中の温度差を少なくすることだと思い、すみれでは現在、新築住宅で研究した断熱性能を向上させるノウハウを使って断熱リフォームに積極的に取り組んでいます。

これから初夏にかけて暖かくなっていき、一年間で一番気持ちの良い季節になります。
その心地よさを一年中感じながら家の中で過ごせる様に出来ればと思い、様々なご提案をしています。
誰もが心地よく、安心で安全に暮らせる家。
そんな住まい作りのお手伝いが出来れば幸いです。

生活お役立ちメモ vol.1 お風呂のカビ対策4箇条

お風呂のカビ対策これからの湿気の多い季節に入る前に、イヤ~なカビへの対処法まとめてみました。
①毎日のお掃除が大切!
浴室は高温多湿のため、換気中もカビが繁殖します。
繁殖を抑えるには、カビの栄養源となる石鹸カスや汚れをこまめに除去するのが有効です。
②お掃除の〆、温水シャワー
45℃以上の温水を活用することでもカビの繁殖を抑えられます。
掃除・乾拭きとの組み合わせがベストですが、どうしても掃除ができない時は、浴室の壁や床、浴槽内などを温水シャワーで流し、カビの繁殖を防ぎましょう。
③作業前のマスク着用で、ばっちりガード!
意外と見落とされがちですが、吸い込んでしまったカビの胞子が体調不良やアレルギーの原因となる場合がありますので、マスクをして胞子から身を守りましょう。
④頑固なカビには湿布が有効!
カビ用の洗剤や漂白剤をティッシュにしみこませ、カビにかぶせます。
上からラップを貼ると、浸透力が増し、より効果的です。
面倒な場合は、ジェル状のカビ取り剤を使うと同様の効果が得られます。
※漂白剤やカビ用の洗剤をプラスチック製品を傷めるおそれがあります。
※漂白剤やカビ用の洗剤は、浴室内に残存する洗剤と化学反応を起こし、塩素ガスを発生させる可能性があります。
※浴槽の掃除に使用した洗剤は、水できれいに洗い流し、カビの除去は換気をしながら行ってください。

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2013年 春

トイレ掃除は沈思黙考の時間

待ちに待った春の訪れです。
一昨年から少しくらい健康に留意しようと思い立ち、毎日5分間の筋トレと、1週間に一度のランニングを始めてから、徐々に体重が減り始めて、気がついたら一番体重が重たかった時に比べて15kgも痩せてしまい、今年の冬の寒さは特別骨身に沁みました。

暖かいことって、なんて幸せなんだろう、なんて感じている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年は花粉と黄砂に増して中国からの大気汚染物質も風に乗って運ばれているとのことで、体調を崩されている方も多い様です、外出の際は気をつけて対策を講じ、ご自愛頂ければと思います。

春になり、寒かった時に比べて大きく変化することがいくつかあると思いますが、私が一番実感しているのは毎日の掃除です。
すみれでは毎朝朝礼の後、社員全員で社屋の掃除をする習慣があります。
バケツに水を張り、雑巾を絞って拭き掃除を行うのですが、その水の冷たさが緩んだだけでずいぶん掃除が楽しいものに変わりました。毎日おなじ事をするのに、気温が高いだけで、こんなにもやる気がモリモリと出るものだ、と我ながら感心してしまいます。(笑)

2010年から取り組んでいるこの掃除の習慣も6年目を迎え、ずいぶん定着し、自然に行えるようになりましたが、おなじ事を繰り返し続けるとだんだん慣れと共にマンネリ化するようになって来ます。
新鮮名気持ちで継続するには常に何らかの刺激が必要という事で、今年は皆で掃除の時間短縮に取り組んでおりますが、やっぱり忘れてはならないのは何の為に掃除をするのか?という本質的な意味と、それによってもたらされるべき効果ですね。

最近、とあるコラムでトイレ掃除の間接的な効能について分かりやすくまとめたものを見つけたのでご紹介したいと思います。
企業向けに書かれたものですが、家庭でも当てはまることは多いのではないかと思います。

1、リーダーの仕事や会社への思い入れの強さを職場の人々に知ってもらう。

2、人がいやがる仕事でもやっているうちにやりがいを見いだす事が出来る。

3、職場や会社への愛着を高める。

4、トイレを使う人への効果。

5、沈思黙考の効果。

6、効果がはっきりしている活動は誰でもする気になる。効果がはっきりしなくても、それに真剣に取り組もうとする経営者の姿勢が多くの人々の心を打つのである。それに取り組み始めた人々も、報いられないと思っていた活動に取り組むことの清々しさにきづくのである。

私個人としては、沈思黙考の時間というのがぴったりと来ましたが、誰も見ていないトイレ掃除には人としての在り方を磨く要素があると再確認した次第です。
一年で一番掃除が気持ちいい季節ということで、張り切って会社も自宅もトイレをピカピカにしたいと思います。
皆様も是非どうぞ。

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2013年 新春

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年も変わらず、すみれを宜しくお願いいたします。
ご縁をいただいたお客様皆様の温かなご支援のお陰で今年も新しい年のスタートを切ることが出来ました、心より感謝申し上げます。

4名の大工職人の集団から始まったすみれも今年で13期目を迎え、毎年少しずつでは有りますが成長をして参りました。
昨年もいくつかの新たな取り組みを始めて、成果を出し始めることが出来ました。
大きなものとしては、すみれの新築プランが国土交通省のゼロエネルギー推進住宅として認定されたことがあります。
お客様の想いを叶える家作りを目指してきた中で、コストを抑えつつも住宅としての性能を上げる取り組みを続けた結果が数値として表れて実を結んだと、大変喜んでおりまして、これからはこの度の商品開発で培った技術を新築だけではなく、リフォームにも生かして皆様の快適な住空間作りのお手伝いが出来ればと考えております。
もう一つは、神戸では初めてとなるオールアース住宅(電磁波対策をした住宅)の設計と施工のノウハウが蓄積されて来たことです。
ずいぶん以前から問題視されて来た電磁波ですが、目に見えないということで具体的な対策が取りにくかったのを計測により、明らかにすることが出来るようになりました。
すみれ事務所でもパソコンから出る電磁波をカットすることで、スタッフの身体への負担を大きく軽減することが出来ました。
その効果を実感していることも有り、本当の意味での健康住宅をこれからご提案させていただきたいと思っております。

皆様に支えられ、これまで歩みを重ねて来ることが出来たご恩を少しでもお返し出来るようにこれからも社員一丸となって皆様へのサービスの充実に取り組んで参りますので、今後とも変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い致します。

2013.1.1 すみれ建築工房 代表取締役 高橋剛志

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