ペッラペラのUSPと上っ面の目標設定。

11月9日 晴

博多弾丸出張。

今日は博多。職人起業塾@福岡の第7講の研修講師として丸一日、博多駅前のバスターミナルビルの貸し会議室に詰めました。朝はいつも通り、夜明け前に飛び起きて、いつもの筋トレとまだ真っ暗な中、アイドル犬チャックの散歩を済ませて朝一番の電車に飛び乗って一路博多へ。そもそも朝10時から夕方18時30分までの長時間の研修ですが、少し熱くなりすぎて予定を大幅に越えて時間の延長をしてしまうほど気合を込めて語ってしまいました。塾生の皆さんには、私のタイムマネジメントのえー加減さを「すみませんでした」と素直に謝罪しましたが、余談とは言いながらも実務にすぐに使える最新の情報も多く織り交ぜたので、お得感はあったのではないかと思っています。←反省の色ないし。笑

 

 学びに価値なし。

今日の第7講ではマーケティング理論の基礎講座の4限目のコンテンツとこれまでの学びを取り入れた上でのアクションプランの策定を行ってもらいました。研修講座も中盤に差し掛かったということで、「学び自体に価値なし、実践し、検証出来てこそ学び」という職人起業塾の基本姿勢を貫いてまずは何をするのか、そこでどの様な成果を目指すのかを中間地点で一度整理する機会を持ちました。
私が提唱するマーケティング理論は非常にシンプルで、現場実務者で無くとも、どの様な立場でも自社独自のマーケットを作るアクションプランを立てることができます。それは目指す先を「一生あんたんとこにお願いするわ」と顧客に言ってもらうことの一点に集約しており、例えば大工見習いが常に棟梁より30分早く現場に来て近隣を含めて現場を綺麗に掃除をして、明るく元気に挨拶をするだけでもアクションプランとして成り立ちます。ただ、そんな当たり前のことをして、顧客に「すごいね」と言わしめるには他の誰もができないレベルまで突き抜ける必要がある訳で、幼稚園児じゃあるまいしただ単に「綺麗に掃除をするのと、元気に挨拶します。」じゃあ少し寒すぎます。(笑)

 

 

 やり過ごしは後悔を残す。

今日のアクションプランの策定に入る前に、塾生さん達に繰り返し申し上げたのは「上っ面を滑る、その場をやり過ごし、面倒な行動を起こすことから目を背ける様なことだけはやめておいた方がいい」ということ。この研修はグループコーチング形式をとっているため、アクションプランの発表は全員の前に立って行います。そんな場面で私が「そんな上っ面だけの計画なんかいらんねん」と厳しく詰め寄ったりすることはありません。(笑)
ただ、私が言わなくても本人は分かっているはずで、そんな「研修の時間をとにかくやり過ごせたらいいや、」的な誤魔化しをしたら最終的に損をするのは自分自身で、そんな心構えではマーケティング理論を身に付けて自分の人生をコントロールするどころか、上司に指示命令を受けたことしか出来ない人任せの人生を送ることになるだけです。冷たい様ですが、事前に上っ面を滑らんようにと厳しく伝えている以上、(私の人生じゃないし、)自分で考えて研修を受けたことが無駄にならない様にしてもらうべきだと思うのです。そんな厳しい言葉が響いたのか、塾生さん達が今日策定され、提出されたプランはなかなか実践的でキッチリと一か月実践すれば次回の検証研修以降につながる内容だったと思います。

 

 

 日本式マーケティング論とUSP

アクションプランの策定の前に行ったワークでは日本式マーケティング論の講義の中で紹介した上杉鷹山公が「伝国の辞」で掲げたあり方を正して経済を立て直した、世界に類を見ない原理原則に則って経済を立て直した事例を元に、日本古来の三方よしの概念こそが持続可能なビジネスモデルを支える根幹として、自社の事業で三方よしを叶えるのに必要な条件を書き並べてもらいました。同時に、二宮尊徳翁が残された「理念なき経済は罪悪であり、経済なき理念は寝言である」との言葉を引用し、売り上げ利益を上げるために必要な強みについて繰り返し考えてもらいました。「御社のUSPはなんですか?」という質問はマーケティングを学ぶとよく耳にする質問ですが、工務店が他社と違う“売りが効く強み”を持つのはそんなに簡単なことではなく、住宅性能やデザイン、施工力、金融対策等々、最新の情報や技術を集め熱心に取り組んだ業界特有の専門的な事柄は残念ながらあっという間に陳腐化してしまいます。なので、そのような強みはかなり特化して突き抜けねば強みになり得ません。そもそもUSPといったものはそんなに簡単にできるものではなく、自社が持つ他社との違いを掘り起こせば掘り起こす程、属人的になりがちですが、それでもすぐに真似されるようなものではないほうがずっとマシ。塾生の皆さんには社に持ち帰ってもう一度じっくりと自社特有の強みについて考えてもらうようにお願いした次第です。

 

マーケティングを取り入れる。

とにもかくにも、マーケティングに取り組むと言うのは決して一時的なものではなく、自社の強みを見いだす=そこで働く人のスキルアップや 情報共有、自社が抱えるリスクを叩き潰す努力を重ねることや情報発信、顧客やステークホルダーとの信頼関係の構築等々、包括的な仕組みづくりに取り組む事であり、その一連の流れの積み重ねによって会社も個人も信頼性を増してそれに共感してくれる人たちの集まり(=自社独自のマーケット)を作り上げること。今日の講座ではつい熱くなりずいぶんと時間を延長してしまいましたが、その辺の全体を俯瞰する視点を提供できたのではないかと思います。まずは、1ヵ月後のアクションプランの検証発表を楽しみにしたいと思います。第7期の塾生の皆さん、いっちょう気張ってみてください。(笑)

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